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「ブドウは皮をむいて出せ!」何でも“母ちゃん”と同じがいい夫にウンザリ

 生まれ育った家庭によって、独自のルールはあるもの。しかし、結婚後に“実家のルール”を「当たり前のもの」として押しつけられると、嫌気がさしてしまいます。  半年前に結婚した山中涼子さん(仮名・33)は、夫・茂さんのマイルールにうんざり。頭に離婚がよぎる日もあります。

マッチングアプリで出会った10歳上の男性と交際

スマホを見て微笑む女性

※イメージです(以下、同じ)

「私は母子家庭で育ったからか、小さい頃から父親のぬくもりが恋しくて、ひと回り以上、年上の男の人と付き合うことが多かったです。付き合っていた相手が実は既婚者だったことも何回かありましたね」  そう語る涼子さんは周りの友達が婚活に勤しみ始め、なかなか会えなくなったことを機に、自身も将来を考え、マッチングアプリを利用。  そんな時、出会ったのが10歳上の茂さん。茂さんは同じ母子家庭育ち。似たような境遇で育ってきた2人は共感できることが多く、トークを通して自然と距離が近くなっていきました。  そして、2回目のデートで茂さんから告白され、交際がスタート。すると、2ヶ月ほど経った頃、「母に会わせたい」と自宅に招かれました。 「こんなにも早く……?と驚き、緊張しましたが、『将来のことを真剣に考えているから』と言われ、大人の恋愛ってこのくらいスピーディーなものなのかもなあと思いました」  週末、茂さんの家に行くと、お義母さんは「こんな若くてかわいい子が、うちの息子と付き合ってくれているなんて嬉しい」と涙声で歓喜。夕食を共にしていると、お義母さんは「私はこの子が気に入った。あんた、早く結婚しなさいよ」と笑いながら、茂さんに言いました。  その言葉に背中を押されたのか、交際1年後、涼子さんはプロポーズを受け、結婚。お義母さんの希望もあって同居はせず、互いの家があった中間地点でアパートを借り、新生活をスタートさせました。

「もしかしてマザコン…?」と旦那を疑うように

 しかし、いざ新婚生活が始まってみると、お義母さんのことを必要以上に気に掛ける茂さんの態度にやきもき。例えば、夕食を食べようとすると、茂さんは「母さん、ご飯ちゃんと食べてるかな」と電話。  帰りが遅く、残業かと思っていた日には「実家に寄ってきて、ご飯食べてきちゃった。母さん、元気そうで安心したよ」と悪びれもせず、帰宅。 「あまりにも、しょっちゅう、お母さんを気にかけるので、もしかしたらマザコンなのでは……?と思うようになりました」  そして、ある日、涼子さんの心をさかなでする出来事が。夕食に出したブリの照り焼きに箸をつけた茂さんは、なぜか深いため息。どうしたのかと尋ねると、「これもうまいけど、母さんが作るぶりの照り焼きは、もっとふっくらしてて、タレがトロっとしてたんだよね」と吐露。  その後、「そうだ! 母さんにレシピ聞いてよ! 電話、繋ぐからさ」と勝手に話を進めたため、涼子さんは夕食そっちのけで、お義母さんと電話をすることになってしまいました。 「電話を終えた後、そういうことを言われるのは悲しいと伝えましたが、『ご飯がよりおいしくなるからいいじゃん』とか『母ちゃんの味、絶対おいしいから涼子も気に入るよ』とか言われて、何を言っても無駄なのかもと思いました。マザコン疑惑は、より強まりましたね」
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「ぶどうの皮は剥いて出せ」と激怒された
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