Beauty

私が「湯シャン」をやめたワケ。試行錯誤してたどり着いた“意外な方法”は

 急に抜け毛が増えたり、頭のかゆみが気になったり、髪や頭皮が心配になったことはありませんか?
元井里奈

毛髪診断士・元井里奈(もといりな)

 いつまでも若々しい見た目を保つために、髪はとても重要なパーツです。その髪のために何をすればいいか……と考えたとき、「湯シャン」を思いついたことはないでしょうか。  今回は、実際に湯シャンにチャレンジし、試行錯誤した私が、最終的にたどり着いた洗髪方法についてご紹介したいと思います。

湯シャンにはデメリットも確かにある

 シャンプーを使わずに、お湯だけで髪や頭皮を洗うのが「湯シャン」です。湯シャンの方法や素晴らしいメリットについては、前回解説しましたが、実際はデメリットもあるもの。  皮脂量の少ない人には比較的取り入れやすいのですが、反対に皮脂量の多い方、スタイリング剤を多く使う方、髪が長い方にとってはなかなかハードルが高いものです。  皮脂量の多い方やスタイリング剤を多く使う方は、汚れが落ちていない感覚が残ってさっぱりしなかったり、実際に汚れが残り続けることによって痒みやニオイ、頭皮トラブルが生じてしまうことも。これでは、せっかく頭皮の健康のためにチャレンジしているのに、本末転倒ですね。 【関連記事】⇒「冬は湯シャンでいい」って本当なの? 毛髪診断士がズバリ回答

筆者が感じた一番のデメリット

シャンプーの泡 また、髪が長い方にとっては、シャンプーの泡がありませんので、洗髪中に髪のキシミや絡まりが生じ、髪が傷むリスクがあります。実際、私が湯シャンにチャレンジしたときに一番デメリットに感じたのはこの部分です。  私は皮脂量こそ少ないのですが、髪の量が多く、とても長いヘアスタイルをしています。昔は髪がとても傷んでいたのですが、美髪を目指し始めてからはとにかく、「健康な髪を生やし、傷ませないこと」に注力しています。  そのため、健康な頭皮づくりのためと思って湯シャンを取り入れてみたのですが、シャンプーの泡がないため、頭皮を洗っている間に髪同士が摩擦したり絡んでしまうことがとても気になり、試行錯誤の末、湯シャンはやめてしまいました。
次のページ 
思い切って「髪を洗わない日」を設けてみた
1
2
Cxense Recommend widget
あなたにおすすめ