乾燥機能、洗剤自動投入……。最新の洗濯機は、やっぱりすごかった

東芝の洗濯機ブランドであるZABOONシリーズの2022年秋モデル。定価だと30万円近くするが、タイムセールで22万円で購入することができた
●東芝 ZABOON TW-127XH2R
購入価格:22万円/サイズ:W600×H1060×D722mm/重量:89kg
洗濯機の寿命は約10年とされているが、壊れる気配がなければずっと使い続けてしまうのが消費者というものだ。しかし、いつまでも古い機械に頼るわけにはいかない。15年分の洗濯槽の汚れを目の当たりにした日から、筆者は真剣に洗濯機の買い替えを検討し始めた。
予定では’23年の決算期、2~3月頃のセール時期をねらって買い替えるつもりだったが、縁あって最新モデルをタイムセールでお安く購入できた。それがこの東芝の「TW-127XH2R」。筆者の人生において、初のドラム式洗濯機となった。
せっかくドラム式を選ぶならヒートポンプ式の乾燥機能を試してみたいと考えていたが、このモデルはまさにヒートポンプ乾燥機がついている。実際に試してみたが、稼働音が気になるものの乾燥っぷりは文句なし。風が強い日、雨続き、花粉や黄砂が強い日など、外干しがためらわれるシーンで活躍してくれそうだ。
だが、毎日使ううえで、乾燥機よりも最も影響した要素がある。それが洗剤の自動投入機能だ。正直、自動投入のメリットはそれほど期待していなかったのだが、実際に使ってみるとこれが便利すぎた。毎回洗剤を計量しないで済むので、洗剤で手を汚したり柔軟剤をこぼしたりする心配がない。また、自動投入のタンク容量が大きいため、洗剤容器そのものをなくすことができる。実際、もう今後は詰め替え用の洗剤だけ買って、自動投入のタンクに適宜入れていくつもりだ。なんという楽ちんっぷり!
ほかにもUV除菌や温水コース、花粉や、ダニケアといった多様な洗濯コースが用意されているが、このあたりは頻用するほどではないだろう。やはり影響が大きいのは洗剤の自動投入だ。
もしあなたが古い洗濯機からの買い替えを検討しているなら、ぜひとも自動投入機能があるものをオススメする。15年ぶりに買い替えた洗濯機、その進化はすごかった!