ツラい生理痛で…彼氏にナプキンと薬を頼んだら“まさかのモノ”を買ってきて大ゲンカに
月経期は、女性にとって憂鬱な時期。
そんな精神的にツラくなりやすい時、各務夏樹さん(仮名・34歳)は、自分の欲望を満たすことしか考えていない彼氏の身勝手な行動にげんなりしてしまいました。
普段、夏樹さんはどちらかというと生理痛が軽め。しかし、なぜか半年に一度、嘔吐を伴い、冷や汗をかくほどの腹痛が襲ってくることがあります。
「症状は、いつも突然訪れるので対処が難しい。痛み止めを飲んでも、1時間は動けない状態が続きます」
ある日、夏樹さんは彼氏の雄太さん(仮名・34歳)宅で、そんな最悪の状態に。これまでデートの時に「生理痛でツラい」と告げたことはなかったため、体調不良を口に出すことをためらいましたが、我慢できない腹痛であったため、耐え切れず「痛み止めとナプキン、それにカイロを買ってきてほしい」とお願いしました。
雄太さんは戸惑いながらも、快く了承。夏樹さんに毛布を渡し、ドラッグストアへ出かけてくれました。
「ありがたかったです。痛みと闘いながらも優しい彼氏を持てて、幸せだなあと思っていました」
ところが、帰宅した雄太さんの購入品を見て、夏樹さんの気持ちは一変。雄太さんはなぜか、夏樹さんが頼んだものと一緒にコンドームも購入してきたのです。
私も彼も妊娠は望んでいないので、もちろんコンドームは大切。でもなぜ、私が体調絶不調というタイミングで……と夏樹さんが不思議に思っていると、雄太さんは「ゴム、ちょうど切れかかってて(笑)。せっかくのおうちデートなんだし、セックスくらいはできるよね?」と聞いてきました。
お腹を抱えて、丸まりながら寝ている私の姿を見て、よくそんな言葉が言えたな。夏樹さんはそう感じましたが、生理の知識があまりないのかもしれないと思い、怒りを抑えて「したくない。お腹が痛すぎて、それどころじゃないし、生理中にするのはよくないんだよ」と説明しました。
切れかかったコンドームを補充しておくことは確かに大切ですが、そのときはとても体調以外のことを考えられる状況ではありませんでした。
しかし、夏樹さんの返事を聞き、雄太さんはあきらかに不機嫌に。「えー、家で会った意味ないじゃん。せっかく楽しみにしてたのに。どうしても無理なの? 汚れるのが嫌なら、お風呂場でもいいよ」と、諦めません。
さすがに夏樹さんもイライラし、「場所の問題じゃなくて、体調の問題。今日は本当に無理」と伝えました。
すると、「なんで夏樹がイライラするの? 怒りたいのは、こっちのほうだよ! 生理は病気じゃないじゃん。風邪でツラいとかならわかるけど、納得できない」と言い、苦しんでいる夏樹さんを放置したまま、自室へこもってしまいました。
「なんて、子どもなんだろうとがっかり。冷や汗をかきながら、ふらついた足取りでキッチンまで行って水を汲み、痛み止めを飲んでいる時、別れようと思いました。ツラい時に頼ることができない人と一緒にいる意味はないなと思って」
今日だけ、なんとか乗り切ろう。そう思い、夏樹さんは腹痛が収まった後に言う別れの言葉を考えながら、痛みと闘いました。
彼氏の家で耐え切れない生理痛。彼がコンビニで購入したのは…
「家で会った意味ない」セックスをしたがる彼氏にうんざり

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