セックスレスになって1年、夫の優しさから透けて見える「夫妻の違い」とは
親子関係心理学の専門家でコーチングやコンサルティングしている三凛さとし氏。著書『親子の法則人生の悩みが消える「親捨て」のススメ』では、人生の9割は「親との関係」で決まる、と人格形成においていかに親の影響力があるかを説いています。
恋愛、夫婦関係、仕事、お金…など、現代社会を生きる女性たちは様々な悩みを抱えています。その悩みの根幹には、親子関係や過去の自分が少なからず影響しているのでしょうか? コーチングプログラムなどを通して、これまで何万人もの方の、人生好転の手助けをしてきたという三凛氏に、悩める女性のリアルなお悩みに答えてもらいました。
相談者:女性・35歳・会社員
「結婚して3年で子どものいない夫婦です。お互い仕事が忙しく、1年ほどセックスレスが続いています。夫は結婚する前も後も変わらず優しく、家事も分担してくれて協力的ですが体の関係だけがすっぽり抜け落ちている状態です。
先日、そろそろセックスレスを解消したいと思って結婚記念日に誘ったところ、断られてしまいました。夫はもう私を女性として愛していないのではないかと不安です」
――セックスレス以外は優しい夫ということですが、何に問題がありそうでしょうか?
三凛さとしさん(以下、三凛)「まずセックスレスの前に、お互い他の“レス”がないか考える必要があります。例えば、普段の会話はもちろん、感謝の気持ちやセックス以外の愛情表現、信頼関係が揺らいでいないかなどですね。
また、心身の健康状態の安定も確認してみましょう。日々の生活が夫婦として成り立っているからこそ、セックスに臨めるはずです。もしセックス以外の“レス”があるようであれば、まずはその問題の解決をしましょう」
結婚して3年、セックスレス。もう夫には愛されていない?
セックス以外の“レス”について考える
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