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ようやくできた彼氏を妹に会わせて後悔したワケ。「次に彼氏ができても妹には会わせない」と誓った

 結婚を考えている恋人を家族に会わせる時は緊張と嬉しさが入り混じるもの。しかし、加藤愛子さん(仮名・30歳)は、そんなビッグイベントを機に、恋人との仲がギクシャクしてしまいました。
男女が抱き合う様子

※イメージです(以下、同じ)

「私もようやく結婚できると思ったのに、妹のせいで彼と別れることになってしまいました。2人を会わせたことを心底後悔しています」

婚活が上手くいかず、容姿へのコンプレックスが増幅

女性が悩む姿 もともと結婚願望が強かった愛子さんは、20代中頃からマッチングアプリを利用。容姿に自信がなかったため、若さを武器にして結婚を決めようと、周囲の友人よりも早く婚活に励んでいました。  ところが、なかなか男性と交際に至れず……。初対面後、「申し訳ないけれど、ちょっと好みじゃなくて……」や「他に気になる人ができたのでごめんなさい」などと言われ、2回目のデートに結びつきませんでした。 「私は自分がブスなことを理解しています。学生の頃から、そうやって断られるのには慣れていたけど、友達から結婚や妊娠の報告が来るたび、焦りが強くなっていきました」  もしかしたら、自分は一生結婚できないかもしれない……。いつからか、愛子さんはそんな恐怖を抱えながらマッチングアプリを開くように。自分以外の人がみな、幸せそうに見え、心がすさんでいきました。

マッチングアプリでようやくできた同い年の彼氏

チャットする様子 そんなある日、同い年の男性から「いいね」が。彼は、愛子さんが誠実で丁寧なプロフィールを書いていたことに好感を持ってくれ、趣味であるカフェ巡りに付き合いたいと言ってくれました。 「何度かトークをした後、会うことになったので、見た目に自信はないから期待はしないでくださいねと予防線を張りました。そしたら、彼は『僕も載せている写真より、おじさんなのでお手柔らかにお願いします』と」  やってきた、初対面の日。少し写真よりも老けて見えた彼は「愛子さん、写真よりも実物のほうがかわいいですね。自信持ちましょうよ」と元気づけてくれたそう。  マッチングアプリで出会った人から初めて容姿を褒められたことに愛子さんは驚き、優しい言葉をかけてくれた彼に好意を抱きました。
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このまま結婚と思いきや、妹の存在で未来が変わった
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