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路上生活猫から「ねこ専務」に大出世!社員がメロメロの保護猫“ダイゴロウ”のお仕事に密着

 ビジネス用ITツールの開発・保守・運用や、メディア制作・デザインなどを手掛けている株式会社ソノリテ。ホームページによると、「会社の基底的な考え方」の1つに「アソビゴコロ」があるとか。  その「アソビゴコロ」の象徴ともいえるのが、ねこ専務こと、ダイゴロウかもしれません。8歳の白いオス猫で、社長と一緒に出勤し、日々仕事に邁進(まいしん)しています。 ねこ専務 そんな、ねこ専務・ダイゴロウの仕事ぶりについて、広報部の三代目ねこ専務秘書と、同じく広報部の近藤さんに話を伺いました。

ダイゴロウのピンチに救いの手を差し伸べたのは……

 生後約1カ月頃、ゴミ集積所のビニール袋の中から救出されたダイゴロウ。  発見者であったソノリテの元社員さんと、そのご近所さんたちによる里親探しが始まりましたが、なかなか見つかりません。  そんな時、「うちで飼おうか?」と、救いの手を差し伸べたのが、ソノリテの社長でした。  社長は猫の飼育経験はあるものの、特別な愛猫家というわけでもなかったそう。でも、今ではダイゴロウが最も甘えるのが社長であるということから、愛情をたっぷりもらって育てられていることが伝わりますね。 ねこ専務 ちなみに、退色してなくなってしまいましたが、お迎え当時のダイゴロウは額に黒い模様がありました。それがちょんまげのようだったことから、映像化されたマンガ『子連れ狼』の大五郎を連想し、名前を付けたそうです。

ツンが強めのツンデレです

 そういった経緯から社長の家で暮らすことになったダイゴロウですが、なぜ社長と一緒に出社しているのでしょう。  社長いわく、「自分が社長として厳しく振舞う分、緩衝材的な存在としてダイゴロウがいると、バランスが取れるのではないか」とのことで、ねこ専務の役職を与えられたといいます。  一方で「会社に猫がいたら面白いじゃん!」という社長の遊び心によるもの、という噂もあり……とにかく、こうしてダイゴロウは、毎日出社(天候次第では在宅勤務)をすることになりました。 ねこ専務 緩衝材的な立場のはずですが、ツンが強めのツンデレで、なでられたり、抱っこをされたり、膝に乗せられたりするのは、ちょっと苦手。  時には牙をむいて意思表示をするそうで……あ、あれ!? けっこう手厳しい!?  半面、ねこ専務秘書が猫用のおやつを取り出すと、急にお行儀がよくなりました! ねこ専務 他にもごはんを食べ終わった後や、トイレをした後に鳴いて知らせるといったかわいい一面もあり、ちょっぴり厳しくても、それを圧倒的に上回る魅力があることには間違いありません。
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「ねこ専務」目当てに入社する人も!?
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