Gourmet

『あまちゃん』の「まめぶ汁」を作ってみた

あまちゃん,まめぶ汁「あまちゃんがあるから月曜日が楽しみになった!」「能年ちゃんに癒されたい!」と、視聴率20%超えの大人気となっているNHK朝の連続テレビ小説『あまちゃん』

 能年玲奈ちゃん演じるアキの素直さ、かわいらしさに“親御さん心”を刺激され、小泉今日子演じる春子の部屋に溢れる80年代カルチャーに「あったあった」と膝を打ち。

 その他、母と娘(春子と夏)の関係、田舎から東京への複雑な眼差しなど描かれるエピソードのひとつひとつに、屈託しかなくなった四十路の身は、もう、朝からキュンキュンさせられているわけです。

 そのドラマに登場し、今、話題となっているのが岩手県久慈市の郷土料理「まめぶ汁」です。折に触れ、このまめぶ汁を皆が食べていて、一体、どんな食べ物なんだ?と思っていた人もいるのでは。ということで、『あまちゃん』の世界に近づくため、「まめぶ汁」を作ってみました!

<材料:2人分(くらい)>
あまちゃん,まめぶ汁小麦粉…100g
水…適当
塩…適当
黒砂糖…8~10片くらい
くるみ…8~10片くらい
ごぼう…1/3本
にんじん…1/2本
干ししいたけ…2枚(生しいたけでもしめじでも可)
油揚げ…1/2枚
焼き豆腐…1/2丁
かんぴょう…15cm程度のもの2~3本
※分量は大体です。

1.「まめぶ」をつくる

(1)小麦粉に塩を少々加え、水を少量づつ加え練る
⇒【画像】はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=12727

あまちゃん,まめぶ汁(2)手にくっつかない程度、耳たぶくらいの柔らかさになったら、ちぎって広げて、くるみと黒砂糖を入れて包み込む
⇒【画像】はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=12725

あまちゃん,まめぶ汁(3)ころころと手の平で転がし、丸く仕上げる
⇒【画像】はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=12724

あまちゃん,まめぶ汁※まめぶの由来は、「マメにお達者で」の意味と「豆粒大」という意味があるそうで、今回のまめぶ、たぶん、デカすぎ。黒砂糖とくるみを適当な大きさに割っておくといいと思います。

2.煮込む

(1)昆布といりこで出汁をとり、煮立ったら昆布を取り出し、火の通りにくいごぼう、にんじんを投入。適当なタイミングで焼豆腐とまめぶ以外の具をすべて入れる
⇒【画像】はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=12722

あまちゃん,まめぶ汁(2)全体に火が通ったら、塩としょうゆで味を調え、焼豆腐とまめぶを入れ。まめぶに火が通ったらできあがり。
⇒【画像】はこちら http://joshi-spa.jp/?attachment_id=12720

あまちゃん,まめぶ汁 昆布といりこの出汁に溶けた、ごぼうや干ししいたけなど大地とお日様がくれた滋味深い味わい。おいしくない理由がありません。

 で、まめぶを口に含むと……じぇじぇ! 

 アキが、「“おかず”だが、“おやつ”だかわからない」と言っていたのも、納得。

 小麦粉のお団子の中で溶けた黒砂糖とくるみと合わさって……なんていうか、まめぶは「一口お汁粉カプセル」。汁を飲めばおかず、まめぶを口にすれば甘味にと、一椀でふたつの味わいを楽しむことができる。まめぶ汁、懐かしくて新しい!

 クルクルとまめぶをこねるのも楽しい作業で、基本鍋で煮込むだけなので、結構、カンタン。『あまちゃん』人気もあってか、まめぶ汁セットの通販もあるようですが、是非、お手製「まめぶ汁」を作ってみてはいかがでしょうか。

 久慈地方では、このまめぶ汁、冠婚葬祭のときなどに作られるとか。地域によって黒砂糖を入れないところもあったり、家庭によってもその味は違うようです。

 ドラマでは、まめぶ汁つくりの名人、片桐はいり演じる、あんべちゃんは北三陸を離れ、今は宇都宮で「まめぶ汁」PRに励んでいる(はず)。

 あんべちゃんのまめぶ汁って……どんな味なんだろう。 <TEXT/小山武蔵>




あなたにおすすめ