美容整形に総額2000万円超、19歳で初めて知った衝撃「違う人の人生、歩んでるみたい」
コンプレックスの解消や、理想の外見を手に入れる手段として、美容整形を選ぶ人が増えてきた昨今。とはいえ、費用、施術者の技術、痛み、リスクなど不安材料は多く、「ネットで調べれば調べるほどわからなくなる」なんて声もよく聞きます。
そんなとき、一番参考になるのは経験者の声。そこで『女子SPA!』は「失敗しない美容整形」をテーマに、整形インフルエンサーとして注目を集める美容整形ちゃんと連載企画を立ち上げました。
これまでに費やしたお金は2000万円以上。目や鼻、骨切りや性器の手術にも挑戦し、最近ではトルコで植毛手術までしたという美容整形ちゃんが語る、奥深き整形の世界とは?
整形をしたいと思う理由は、人それぞれです。
周りから「お前はブスだ」と言われたり、友達に太っていることを指摘されたり、可愛い友達と比べられて劣等感を覚えたり……。
私は中学生の頃にクラスにたくさん可愛い子がいたことや、高校生になって始めたバイトでモデルやキャバ嬢といった“容姿で判断される世界で生きている美しい人”をたくさん見て、整形したいと思うようになりました。
特に、中学生で出会った“めちゃくちゃ可愛い子”の衝撃は、「可愛いこと」への憧れを一気に開花させるきっかけになりました。
幼少期の頃の私は“可愛くなりたい”よりも、“とにかく強くなきゃいけない”と常に思っていていました。
力が強ければ反撃もできる。喧嘩で負けるのも絶対にあり得ない。常に自分が一番でありたい……。まるで、負けず嫌いな男の子のような性格。
強いことが自分を守る何よりの武器だと思っていたし、誰よりも強いことはかっこいいことだと思っていました。
けれど、中学校一年生の頃の転校をきっかけに、この価値観は一変しました。
今まで見たことがないような可愛い女の子や、少女漫画のように女の子らしい身なりや発言をする人と出会ったことで、カルチャーショックを受けたんです。まるで、元いた世界から別の世界に飛んでいったかのような気分。
そのとき初めて、「力が強くても意味ないんだ」とハッとしたと同時に、私は「可愛いってすごい!」と思いました。
そして、可愛いことへの憧れに突き動かされた私は「自分は可愛くないけど、ギャルになれば、私も可愛くなれるかもしれない」と考え、当時流行っていたギャルっぽい服装やメイクをするきっかけにもなりました。