インテリア界の新ブーム!主婦がはまる“男前インテリア”
部屋じゅうの小物にステンシルを施したり、家具を染料入りワックスで塗ったり。
男っぽい武骨さと、経年変化の風合いを全面に出したインテリアが、インテリア主婦の間で大ブームです。ナチュラル、北欧に続いてインテリア界のヒットとなったこのテイストは、「男前インテリア」と呼ばれているそう。
主婦なのに男前!? 男前インテリアとはいったい?
日本最大級のお部屋写真投稿アプリ「RoomClip」を運営するTunnel株式会社のコミュニティーマネージャーをしている川本さんにお話しを伺いました。
「おそらく大阪の家具ショップ『TRUCK FUNITURE』がルーツでしょう。TRUCKに刺激を受けたブロガー『インテリあん。』さんが、そのテイストをよりカジュアルに廉価版にして主婦層に提案したことがブームのきっかけではないでしょうか。アメリカの古い工場や田舎町のダイナーをイメージさせるような、男っぽいインテリアスタイルです」
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=133529

「Google Trendで男前というワード<住居・庭>カテゴリーで検索されはじめたのは2012年6月頃から。そして、RoomClip内で使われ始めたのは2012年5月頃。あるユーザーさんが、白いペンキでステンシルを施した古びたブリキのバケツの写真を『男前な家具や雑貨が好きで…』と投稿したのが最初です。
その後、そういったジャンクテイストな写真がどんどん増え、次第にユーザー同士が投稿写真を『男前だね!』と褒め合うように。2013年夏頃にはこの現象をぜひ本にしたいと思い始めました」
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=133531
「男前インテリアは、こなれた感じをいかに出すかがポイント。ぴかぴかの新品は憎むべき存在かもしれません(笑)。さびていたり、はがれていたり、ヴィンテージっぽいものが好まれます。でも本物のヴィンテージ品は簡単に手に入るものではない。だからこそ、どうさびさせるか、廃材っぽさを出すか、知恵を絞る必要がある。RoomClip内に『さびさせ法』についての流派がいくつかあるくらい、こなれ感を出すためにみなさん試行錯誤していますよ。汚れや傷に価値を見出しているんですね」
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=133535
給食センターから大量に出るトマト缶をさびさせて使ったり、端材にペンキを一度塗ってそこにやすりをかけて経年変化を演出する主婦たちもいるのだとか。男前インテリアは、お金をかけずに手づくりで楽しめることも、ヒットの要因のよう。
男前インテリアに欠かせないアイテムとして、多肉植物、バルロールサイン、ブライワックスなども注目されています。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=133537
もっと詳しく知りたい方にはインテリアムック『RoomClip Style』(定価994円)がおすすめ。男前インテリアを象徴する家具ショップ『jounal standard Furniture』とコラボレートしたオリジナルラベル付録もついています。
⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=133550
<TEXT/女子SPA!編集部>

男前インテリアの起源

「男前」と言われて喜ぶ主婦たち
さびた缶や廃材に心をときめかせる



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