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化粧品の消費期限は?防腐剤はよくない?【化粧品をめぐるカン違い】

 関西の百貨店で美容部員をしている白川凛でございます。

食べ物同様、化粧品にも寿命がある



 お化粧品で、お肌の悩みはもちろんなのですが、その次くらいによく聞かれますのがお化粧の「消費期限」。「食べ物じゃないけど、消費期限ってあるんですか!?」って聞かれますが、ございますよ!

「永遠」なんてものは、ありません。開封したら、出来るだけ早いうちに使い切りたいですし、開封後が鮮度が一番高い。食品でもそうですよね。ですから、お化粧品の使用期限についても、「賞味期限」と言ってもいいと思います。

「化粧品の消費期限は?」「防腐剤はよくない?」化粧品をめぐるカン違い では、その「消費期限」というやつは、どのくらいなのか? それは、物によって違います。メーカーによっても違いますし、同じメーカーの中でも、各化粧品によって、違ってきます。

 おおよその目安としましては、開封しなければ2年ほど。開封後は3~6か月で使いきったほうがよいといったところでしょうか。開封しますと空気に触れますね。空気に触れると「酸化」が始まります。老化みたいなものです。だから、出来るだけ早く使いきる方が、新鮮でお肌にも良いわけです。

冷蔵庫に入れればいいってもんじゃない



 最近では、要冷蔵のスキンケアなんかも出てきています。注文をして、工場から直送で冷蔵便によって自宅に届く、なんていうコスメもあります。これは、保存方法はもちろん冷蔵庫で、使用期限も商品に記載されています。こういうのを見ると、普段のスキンケアも冷蔵庫に入れておくと長く持つんじゃないか? と安易に考えてしまいますが、それは少し違うんですよね~。

 しかし、“常温の物は常温で”なんです。常温で安定するようになっていますから、下手に冷蔵庫に入れてしまったりすると、温度が低すぎて、物によっては中で霜が下りるみたいな状態になってしまって、逆に成分の安定性が悪くなるケースもあります。

きちんと防腐剤の功罪を理解しよう



 そして、消費期限と共によくお受けするご質問として、「防腐剤」があります。

「防腐剤、入ってますか?」
「はい、入ってます!」

 あのねー、防腐剤入ってないと危険ですよ、逆に。防腐剤入ってないと、お化粧品を作っている段階で、既に腐り始めますからね。ただ、防腐剤の量が多い、少ない、はあると思います。お肌に負担がかかるキツい成分を極力少なくして、ハーブ等の天然成分で防腐効果のあるものを入れている、という製品ならたくさんあります。

 常温保存の物は常温で、要冷蔵の物は冷蔵で。でも常温保存のもので注意が必要なのが、常温だったら家の中でどこでも転がしておいていいかということ。

 そんなわけないですよね。直射日光や、高温多湿になる場所は、できたら避けてください。直射日光でなくても、お家の中のライトでも、光で老化します。遮光瓶になっているお化粧品ならともかく、透明で中が透けて見える容器の物は、光を遮る場所に保管しましょう!

 ちなみにお家の中のライトでも、お肌も焼けるし老化もするんですよ!

 また、お化粧品ではないですが、「香水」も同じです。香水って、瓶が素敵だったり可愛かったりすると、並べてディスプレイしてしまいますけど、長らく使わない香水なら、ライトが当たらない所に保管をお勧めします。香水も、直射日光やライトに弱いんですよ。

 保管場所には気をつけて、新鮮で、お肌に負担を掛けない状態のものをご使用ください。

【白川 凜】(しらかわ りん)
関西在住の40代、百貨店の現役美容部員。ナチュラルコスメでスキンケアアドバイザーとして15年、従事している。「高い化粧品を使っていると豪語する人ほど、綺麗な人が少ない」と気づき、お金をかけずに綺麗になれることを追求するため、日々、さまざまなスキンケアを自ら試している。WEBマガジン「milkik」では「美容部員の美容食」を連載中(http://milkik.com/

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