Gourmet

秋は京都へ!50年通い詰めたい食の名店7選

 50年以上が、最低基準!? 「秋になる。そうだ……」ということで、美味しいものを食べに、京都に行ってまいりました。そこは、京都の家系を持つ人間として、毎年訪れる第二の故郷。しかしながら、看板のない店構えや、一見さんお断りに怯え、実際、どこに入っていいのか悩ましいのが事実です。  しかし、めげてはいけません。今回は、京都生まれ京都育ちの京美人を味方にしつつ、誰でも気軽に通える「京グルメの老舗」をピックアップ。この街では、50年しっかり続いて、ようやく認められるんだとか!そんな厳選7店をご紹介したいと思います。 いづつ家(写真3)

【外食編】

(1)名物湯どうふを食べるなら、美しい龍安寺で:『西源院』 ※龍安寺創建は1606年 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=135477 西源院 七草湯どうふ 京都の湯どうふを、代表的な観光名所で味わうなら、龍安寺境内にある「西源院」がオススメ。七草湯どうふと、胡麻豆腐や煮物などがセットになった「精進料理(3,300円)」には、京の食文化を体現するような、はんなりとした精緻さが漂います。お豆腐とおだしの美味しさをたっぷり優雅に味わいましょう。 西源院 胡麻豆腐、煮物ほかのセット●西源院(龍安寺境内) 京都市右京区龍安寺御陵下町十三 075-462-4742 (2)毎年通い詰める日本一の水炊き:『鳥初鴨川』 ※創業93年 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=135479 鳥初鴨川 水炊き 福岡・博多よりも濃厚さを自負する水炊きと言えばココ。これまで食べた水炊きの中では、ダントツナンバーワンに君臨しています。注文は「水炊きコース(5,400円)」のみで、迷う必要はありません。このためだけに京都を訪れた年は、数知れず。スープはすべて飲み干してしまいます。あまりに美味し過ぎるため、下手に言葉を並べたくありません。 ●鳥初鴨川 京都府京都市下京区木屋町仏光寺下 075-351-1615 (3)丹波牛にこだわる京都焼肉:『いづつ家』 ※創業65年 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=135480  今年開業したザ・リッツ・カールトン京都の宿泊客も訪れる老舗焼肉店。極上タン塩、特上ヘレステーキ、極上カルビといった、丹波産の黒毛和牛をたっぷり味わえる「いづつ家コース(6,000円)」に舌鼓を打ちましょう。この肉この量で、この値段。コストパフォーマンスの素晴らしさはもちろんのこと、九条ネギとごま油で作られる特製薬味の味わいが、どうしても忘れられません。 ●いづつ家三条店 京都市中京区堺町通三条上ル 075-222-2901 http://www.tanba-izutsuya.com/

【手土産編】

(1)京都ならではの「魚そうめん」は必食すべし:『茨木屋』 ※創業145年 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=135483  鱧や鯛を惜しみなく使った「京かまぼこ」の名店。練り物好きの私が、久しぶりに浮かれて長居してしまったお店です。特にオススメなのが、活け鱧の切り落としをかまぼこで表現した「魚そうめん」。冷たい特製だしと温泉たまごでいただきます。鱧ちくわや、松茸や九条ネギなどを散りばめた「しんじょう」も、香りや食感を楽しむ京都ならではの味わいに仕上がっています。 ●茨木屋 寺町本店 京都市中京区寺町三条上ル 075-251-6711 http://www.ibarakiya.co.jp/ (2)最高の京都食材を集めるなら:『とり市老舗』 ※創業100余年 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=135485  松茸、竹の子、賀茂なす。すぐき、千枚漬、壬生菜漬。京都の特産品を、最高の状態で提供する京野菜専門店『とり市』は、和文具・香で有名な「鳩居堂本店」、前述の「茨木屋」と同じ寺町通りにあります。これからの季節、是非試したいのが「松茸ごはん乃素(1,300円)」や「松茸土びんむしセット(8,000円)」。値段はかなり張るものの、期待以上の口福をしっかり味わえます。 ●とり市老舗 京都市中京区寺町三条上ル天性寺前町523 075-231-1508 http://www.toriichi.com/

【甘味編】

(1)祇園の老舗和菓子店で絶品羊羹と最中を:『甘泉堂』 ※創業約120年 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=135487 「水羊羹が美味しい」と勧められて訪問。細い路地にひっそり佇む老舗感たっぷりの店構えは、姿勢を正したくなるような緊張感を誘います。夏場は水羊羹や粟羊羹、秋からは栗蒸し羊羹が人気ですが、季節問わず愛されているのが、祇園名物「とりどりもなか」。京都の四季をかたどった4色餡が1度に楽しめる大判最中です。あんこを一口食べれば、ごひいきにしたくなる気持ちがすぐに芽生えることでしょう。 ●甘泉堂 京都府京都市東山区祇園東富永町 075-561-2133 (2)華麗なるフルーツサンドを旅中に楽しむ:『ヤオイソ』 ※創業約120年 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=135489  京都で「フルーツサンド」と言えば絶対にココ。メロン、マンゴー、白桃、イチジク……。季節のフルーツをたっぷり使ったカラフルサンドは、言わば魔法のオヤツ。子供も大人もみんな幸せになってしまいます。レトロな店内と、オジサマ店員の丁寧な接客も魅力的。四条大宮の駅前なので、嵐電に乗って、妙心寺・龍安寺、嵐山を目指す方には必ず立ち寄っていただきたい超老舗フルーツ店です。 ●ヤオイソ 京都市下京区四条大宮東入ル立中町488 075-841-0353 http://yaoiso.com/ <TEXT, PHOTO/スギ アカツキ>
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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