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学校では習わなかった“坂本龍馬”に衝撃!超歌劇『幕末Rock』良知真次インタビュー

 “幕末”と“Rock”――タイトルだけでも衝撃が走る、超歌劇(ウルトラミュージカル)『幕末Rock』

超歌劇 幕末Rock 主役を演じる良知真次さん曰く、「共通項を考えれば、意外と自然な組み合わせ」。

 坂本龍馬や高杉晋作、桂小五郎ら志士(ロッカー)が歌で徳川幕府に戦いを挑む、という斬新な世界観が話題となった女性向けADV『幕末Rock』が今度はミュージカルになって登場。

 タイトルの衝撃に負けない個性と熱い魂を持った志士・坂本龍馬を演じる良知真次さんに本作への思いを聞きました。

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=156308

ファンを裏切らない 「坂本龍馬」作り



――まず、『幕末Rock』という作品にどのような印象をお持ちですか?

良知真次(1) アニメ版『幕末Rock』を拝見しましたが……学校で習った幕末とは違う世界観が広がっています(笑)。

 “幕末”と“Rock(ロック)”ですから、タイトルを聞いたときには衝撃を受けられると思います。でも、普通なら合わないと思うものですが“魂”という共通するキーワードがあるんじゃないかな、と思います。

「ロックは魂だ」と言われていますし、幕末には男たちの信念や魂のぶつかりあいがあった。“魂”という共通項を持ったものが合わさったと考えれば、意外と自然な組み合わせではないでしょうか。

――良知さんが演じる「坂本龍馬」はどのようなキャラクターですか?

 すごくさわやかで、人に対して影響力がありますね。僕が思い描く実在の坂本龍馬像には当てはまらないところが多く(笑)、見ていて楽しいキャラクターです。

――実在した「坂本龍馬」にはどのような印象をお持ちですか?

 “魂”や“信念”など、現代に足りていないものを持っていた方じゃないでしょうか。坂本龍馬はとくにファンの多い人物ですから、そんな人物を元にしたキャラを演じさせていただくのはプレッシャーもあれば楽しみでもあります。

――役作りはどのように進められていくんですか?

良知真次(2) 作品によって全然ちがいますね。原作のある作品なら、台本を原作者が書けば原作と台本の中に書かれている“気持ち”は同じですが、執筆する方がちがえば、台本に書かれている気持ちと原作とはちがうものだと思います。だから、原作に寄せた内容の舞台なら原作を読みますが、原作はあるけどあえて変えているという作品なら原作を読まないこともあります。

 他にも、自分の前に同じ役を演じた人が何人もいる役の場合、全員に同じ演出を付ける演出の方もいれば、それぞれにちがった演出をつける方もいますので、それによってもちがってきます。

 あと、きっちり役を固めていっても、実際に演じてみると自分だけ浮いているなんてこともありますから、状況にあわせて演じることも必要になります。だから、自分の役どころがどういったキャラかつかめていないときは、あえて何も決めないで、皆さんの演技を見てから固めていくこともあります。

 ただ『幕末Rock』の場合は、ファンの方たちの期待を裏切る演技では意味がありません。だから、世界観から外れることなく、それでいてゲームやアニメのモノマネではない舞台版の坂本龍馬を演じられれば、思っています。

ひとつを選べないからこそ選んだ、ミュージカルという道



――ところで、本作はタイトルには「超歌劇(ウルトラミュージカル)」とついているのが気になりますが、どんなところが“ウルトラ”なんですか?

 これは僕も知りたいところです(笑)。ただ、“幕末”と“Rock”がひとつになっている時点ですでにウルトラで、さらにゲームからアニメになり、舞台になるというウルトラがあり、きっとウルトラなのは最初からだったんじゃないでしょうか(笑)。

――脚本・演出の吉谷光太郎さんがツイートされた「演劇的アプローチより、Live的アプローチにしたい」との内容に注目したのですが。

良知真次(3)(取材時点では)まだ稽古前なので、吉谷さんがどういった意図で書かれたかは想像するしかありませんが、僕の考える“ライブっぽさ”とは、お客さんと僕たちの気持ちが一緒になって盛り上がれるものだと思っています。

 ライブ部分が多くなる代わりに芝居が少なくなるかもしれませんが、その場合はお芝居部分がより大事になるはずです。セリフが少ないなら、少ない中で僕は「坂本龍馬」として生きていかないと、芝居から歌へと流れていくときに、楽曲の力が半減してしまいますから。

 舞台上で「坂本龍馬」が生きてこそ、僕ではなく「坂本龍馬」が歌っているように感じてもらえるんじゃないかと思います。

――ゲームやアニメでは、「雷舞(ライブ)」で歌う坂本龍馬たちと集まるたくさんの女性ファンが描写されていますが、本作での舞台と客席の関係もそうなっていくのかな、と。

 アニメの中に登場した女性ファン役として、客席のお客さんたちもキャストの一員になってしまう。舞台だからできることで、そうなったら最高なんじゃないでしょうか。

――『幕末Rock』に限らず、ミュージカルの魅力は何だと思われますか?

 ミュージカルは歌と芝居と踊りで構成されていて、贅沢な見方ができるものだと思います。僕がミュージカルをやっているのも、その3つがあるからなんです。役者を志して以降「何かひとつ道を極めないとダメだ」といろいろな人に言われましたが、僕は歌も芝居も踊りも好きだったため、どれかひとつを選ぶことができませんでした。そこで、僕はミュージカルを選択したんです。

――最後に、女子SPA読者に向けてメッセージをお願いします。

 芝居あり歌もありと、日常とはまったく違う空間を楽しんでいただけると思います。ちょっとえらそうですが、元気を与えられるのも役者の仕事だと思っていますので、仕事に疲れたという方には来場していただいて元気になってもらえると嬉しいです。もちろん、ゲームやアニメのファンの方、イケメンに癒されたい方もぜひ (笑)。

⇒【動画】超歌劇(ウルトラミュージカル)幕末Rock 主演・良知真次インタビュー http://joshi-spa.jp/153492

●超歌劇「幕末Rock」公式サイト http://bakumatsu.marv.jp/stage/

<TEXT/池田智美 PHOTO/山川修一>

(C)2014 Marvelous Inc./超歌劇『幕末Rock』製作委員会




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