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値上げラッシュ時代の「脳タイプ別」貯金術【FP・横山光昭氏】

 株価が乱高下して先行きが不透明な中、円安による輸入品の値上げや電気料金、小麦粉の値上げラッシュが始まり、今まで以上に家計防衛が重要になっています。

 そこで求められるのが貯められる力、つまり「貯金力」。減収になったとき、病気やケガをしたとき、何かに失敗して「もうダメだ」と思ったとき、貯金があれば「なんとかなる」と前を向けます。でも、今だって十分節約しているし、貯めようと決意して何度も挫折した人も多いのでは? 

人によって成果の出る貯金法は違う



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ベストセラー『年収200万円からの貯金生活宣言』や、NHK『あさイチ』でもお馴染みの横山光昭氏

 これまで7000人の赤字家計を再生させてきた、ファイナンシャルプランナー横山光昭氏が編み出した「脳タイプ別」貯金法は、これまでの常識をくつがえす、まったく新しい貯金法。

「これまでお金に困ったたくさんの人たちのコンサルティングをしてきた経験から、人間の脳を4つのタイプにわけ、それぞれのタイプによって家計管理や節約方法、貯金スピードをアップする便利なグッズがあることを発見しました。自分の脳タイプに合った貯金法を実践すれば、誰でもみるみるお金が貯まります」(横山氏)。

 横山氏が提唱する脳タイプは「右脳×女脳」、「左脳×女脳」、「右脳×男脳」、「左脳×女脳」の全部で4つ。さてあなたはどのタイプでしょうか?

1)右脳タイプ
ひらめきや直感で理解し、感情で行動する。両手を組んだとき、右手の親指が下にくることが多い

2)左脳タイプ
文字や数字、計算に強く、頭で理解して行動する。両手を組んだとき、左手の親指が下にくることが多い

A)男脳タイプ
大枠を見とおして目標を決め、まっしぐらに進む。自分で決めた方法にこだわる

B)女脳タイプ
小さな目標を決め、コツコツ地道に実行する。方法はフレキシブルに変える

※男=男脳、女=女脳とは限らず、女性でもおおざっぱで細かい作業が苦手だったり、予定通りにいかないと落ち込む「男脳」に見られる特徴をもつ人がいます。

4つの脳タイプで見る浪費パターンと家計管理術



 この4つの脳タイプを家計管理に応用すると、誰でもお金が貯められる、と横山さんは言います。それぞれの浪費パターンと、適した貯蓄術について、一例を挙げて頂くと――。

◆右脳×女脳タイプ
横山光昭,貯金,脳タイプ「ぜいたくはしないのに、ちょこちょこ買いでムダが増加する傾向にあります。そこで、クレジットカードの使用をやめ、コンビニに行く回数を減らすだけで、大きな成果が。ケータイや電子マネーを上手に使いたい人が多いので、家計簿アプリを活用したり、チャージする金額を絞って電子マネーを利用することで、いつの間にか消えていたお金の行き先を把握することができました」

◆左脳×女脳タイプ
「家計全体が見えず、かけるべきお金をケチって大出費につながる人が多いのが特徴。ハプニングに備えてお金をプールしておくことが大切です。また、きっちり家計簿をつけたいタイプなので、オリジナルの家計簿を用意し、先取り貯金に取り組むことで貯まるスピードがぐんとアップ。ちょっとしたコツでお金が貯まるようになります」

◆右脳×男脳タイプ
「趣味や嗜好品が家計を圧迫し、貯金が減りがち。1年間に買ったものを書き出して『NEEDS』と『WANTS』 に分けて振り返ったり、貯金の専用口座をつくるだけで浪費グセが解消します。うまく使いこなしたいのが「通帳」。こまめに記帳し、増えていく実感を得ることが貯金への決意をさらに強固にしてくれます」

◆左脳×男脳タイプ
「手元のお金ばかりに集中し、口座引き落としを見落とす人が多いようです。収入と支出を表にしてお金の流れを把握し、時間をかけて固定費をひとつずつ見直すのがポイント。気分転換になる趣味をもつことも、このタイプの貯金が成功する秘訣です」

 横山氏の近著『年収300万円台でも絶対貯まる!脳タイプ別 ハッピー貯金生活』には、タイプ別の貯金方法や、家計管理の落とし穴などが、より詳しく解説されています。消費税が上がる予定の来年までには、自分にあった貯金力をしっかり鍛えておきたいものですね。 <TEXT/ESSE編集部 ILLUSTRATION/Alekup>

【横山光昭氏プロフィール】
家計再生コンサルタント、フィナンシャルプランナー。これまで7000人以上の赤字家計を再生。累計45万部を突破した『年収200万円からの貯金生活宣言』ほか著書多数。NHK『あさイチ』ほかテレビや雑誌でも活躍中

年収300万円台でも絶対貯まる!脳タイプ別 ハッピー貯金生活

自分の脳タイプさえわかれば、みるみるお金が貯まります




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