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デート中に店員にエラそうにする男には親友がいない

「デートにおける最も嫌な男性の仕草は何ですか?」

 雑誌やネットのコラムでもよく聞かれるこの質問ですが、だいたいどのメディアのどの調査も結果は似たようなものになっており、以下の3つが必ずと言って良いほど上位にランクインします。

「店員にエラそうな態度を取る」

「食べる時にくちゃくちゃ音を立てる」

「自分の自慢話ばかりする」

 確かに、抵抗できない店員さんにマウンティングして優越感に浸っている姿は本当に見苦しい。くちゃくちゃ言わせているのは視覚的にも聴覚的にも不快です。コミュニケーションは「会話のキャッチボール」で成り立つものなのに、「ずっと俺のターン!」的な態度で自分の話ばかりするような彼らがやっているのは「会話のドッヂボール」に過ぎません。「自慢高慢馬鹿の内」という古い言葉があるように、このような振る舞いをする人は昔から揶揄されています。

 これらの女子に嫌われる行動はデートでなくても、まして相手が男性同士であっても、やってはいけないことですね。

 不快に感じている人が多いからこそ、本当に様々なメディアでこの話題は取り上げられているのかと思われます。モテを扱った男性誌にもしばしば載っていますし、SNSを開けばしばしば誰かが記事をシェアしている。会話の中でも頻繁に出てくるトピックです。だからこそ、情報化時代では「常識」になっている、は、ず……。

 ところが、残念ながら現実の社会では、そのような行動をする男性は一向に減りません。これだけ散々ディスられているにも関わらず、店員に偉そうな態度を取る男性も、食べる時にくちゃくちゃ音を立てる男性も、自分の自慢話ばかりする男性も、はびこるように生息しています。いったいなぜ、彼らはいなくならないのでしょうか?

(1)情報弱者だから

 様々なところにこれだけ情報があるにも関わらず、知らないということは完全に情報弱者です。もしかしたらどこかで情報に触れているのかもしれませんが、右から左に抜けている「馬耳東風」なのでしょう。そもそも自分が「店員マウンティング」「不快音発生機」「ずっと俺のターン!」をやっているという自覚症状が無い場合も多いのではないでしょうか。自分のことを言われているのに、全て無意識の行動なので響かず、何度も再犯を繰り返すのです。

(2)友人関係が希薄だから

 情報が入ってくるのはメディアだけではなく、友人や知人を通して入ってくることもありますが、彼らはそれも無いようです。友人や知人自体はいるかもしれないですが、その友人や知人も同様の行動をしている人なのかもしれません。もしくは、注意してくれる友人や知人が彼にはいない。本当の友人であれば、相手が今後嫌われないようにと思い、しっかり注意するはずです。にもかかわらず注意されていないということは、おそらく注意してもらえないような浅い友人・知人関係しか作れていないのでしょう。

 以上のように、店員にエラそうな態度を取る男性や、くちゃくちゃ音を立てる男性や、自分の自慢話ばかりする男性がいたら、彼らは友人関係が希薄であると思っていただいてほぼ間違いナシ。そして男性は年齢を重ねてくると周りが見えなくなって、次第にこれらの傾向が強くなって行きます。

 たとえば、仕事で役職が上になったからといって、周りから嫌がられている上司の多くはこのパターンであることが多いですよね。中にはもはや存在が迷惑という人も……。

 ですので、もし今後、仲の良い男性やパートナーの男性にちょっとでもその傾向が見え始めたら、取り返しがつかなくなる前にしっかりと指摘して軌道修正してあげて欲しいと思います。

【勝部氏

マグロの中オチをスプーンで直接とって食べます。これはおいしい(勝部)

⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】

【勝部元気氏】
コラムニスト。ジェンダー論、現代社会論、コミュニケーションを切り口にした男女関係論が専門。男性でありながら子宮頸がんワクチンを接種。『勝部元気のラブフェミ論』(http://ameblo.jp/ktb-genki/

勝部元気
1983年東京都生まれ。早稲田大学社会科学部卒。コラムニスト・社会起業家。専門はジェンダー論、現代社会論、コミュニケーション論、教育論等。他にも幅広い知識習得に努めており、所持資格数は66個にのぼる(2015年6月現在)。雑誌・TV・web等でコメンテーター活動をしている他、働く女性の健康管理を支援するコンサルティング会社(株式会社リプロエージェント)の代表取締役CEOを務めるなど、各種ソーシャルビジネスに携わっている。ブログ(http://katsube-genki.com/blog/)は、男性なのに子宮頸がん予防ワクチンを打ったレポートが話題となった。twitterは@KTB_genki 。初の著書『恋愛氷河期』(小社刊)は発売中
恋愛氷河期

著者は、ナンパ禁止論や反・不倫論で話題を呼んでいるコラムニスト。男性から、かつ若手からの立場で、女性に厳しい社会に真っ向からダメ出しをする。




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