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追跡、盗聴、張り込み…妻の浮気の証拠を集めまくった夫

 SNSの進化で急増しているという浮気や不倫。しかし、それが発覚するきっかけの多くもまた、携帯電話である。そんな携帯電話の技術をフル活用し、妻の浮気を探偵並みに調べ上げたという男性に話を聞いた。

追跡、盗聴、張り込み…妻の浮気の証拠を集めまくった夫

片井裕さん(仮名・37歳・探偵)の体験談



「当時は、子供のミルク代の足しになればと、昼の仕事に加え、深夜バイトまでしたのに……」。片井さんは家庭に尽くしたのに、結婚3年目の30歳のときに妻を寝取られてしまった。

ネットで『浮気嫁の傾向』を調べたら、かなり多くが当てはまっていた。そこで、嫁が寝込んだときにケータイをチェックすると、『早く会いたい』『キスしたいよ』とか100%クロのメールが続々と……。頭が真っ白になり、この場にいては何をするかわからないので、家を飛び出しました」

 矢口真里の当時の夫も、自宅で不倫現場を目撃した時は家を飛び出したと言われているが、決定的な寝取られシーンを目の当たりにすると、誰もが同じような行動に走るものなのか。だが、ここから綿井さんは、ふつうの寝取られ夫とは一線を画す行動に打って出る。

「このまま浮気を問い詰めても、『何で勝手にケータイ見たの!?』と逆ギレされるのがオチ。ならば、動かぬ証拠を山ほど集めようと思って。嫁が使う車にGPS携帯を仕掛けて調べてみると、自宅から1㎞も離れてない場所にずっと停まっていたんです。

 嫁の会社の同僚の家でした。子供と散歩がてら、その家まで行き『あれ、こんなところにウチの車があるね。不思議だね~』なんて言いながら写メを撮りました。着々と証拠固めをするうちに、達成感というか、楽しくなってきちゃったんです」

 妻のケータイからはメールのデータをブッコ抜き、車にはGPSケータイのほかボイスレコーダーを隠し、妻が「残業」と言うときはジョギングがてら勤め先まで行き、灯り一つついてないオフィスの写真を撮影……と、探偵顔負けの“調査活動”に邁進。そして、浮気の証拠を妻に突きつけたのだ。

「案の定、『家庭を顧みないアンタのせいだ!』『好きになっちゃったんだから仕方ない』とか言ってきましたが、『男にも慰謝料を請求する』と言ったら、静かになりました。結局、離婚することになりましたが、浮気相手の男性への憎しみはないんです。嫁に冷静に接することができたのも、“調査”に専念することで精神的なバランスが取れてたからかもしれませんね」

 離婚後、片井さんが感じたのは“浮気調査”に励んだ日々の充実ぶりだった。そして、勤めていた会社を辞め、探偵会社に転職。今や自ら探偵事務所を立ち上げたほど。

「自分がつらい体験をしたので、依頼者の気持ちがすごくよくわかる。元嫁とは『私のおかげでしょ』と言い合える仲で、彼女の浮気にある意味、感謝してます(笑)」

 妻の浮気によって探偵が天職であると気づくとは、何とも皮肉というか、気の毒というか。しかし、探偵の素質がある男性と結婚してしまった妻も、なかなかに気の毒である。

― SNSの進化で大激増! 妻の浮気・不倫の実態【5】 ―

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