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生理前のイライラ女性に、男性の態度は…

 生理周期によってイライラしたり、落ち込んだり…女性なら経験ある方も多いでしょう。月経前症候群、PMSとも言われるこれらの症状によって、夫や彼氏への態度が変わってしまうこともあるのでは?

 ドコモ・ヘルスケアの調査によると、約7割の女性が「生理周期による不調でパートナーへの態度が変わった経験がある」ことがわかりました。特に、20代後半の女性は「よくある」が36.0%、「たまにある」が39.0%と最も高い結果に。パートナーへの態度が変わってしまうことは、珍しいことではないようです。

触らぬ神に祟りなし派多数!?



 女性には多く見られるこの不調。男性側の意見はどうなのでしょう?生理周期によって奥さんや彼女の態度が変わったと感じた経験のある男性は、「よくある」「たまにある」をあわせて6割という結果に。「全くない」という回答が約1割であることを考えると、多くの男性が、女性は変化を実感していることがわかります。

 ではそんなとき、男性はどう対処してるのでしょう?

 20代前半の男性は、1位「いつもより優しく接する 47.5%」、2位「普段通りに接する 37.7%」、3位「なるべく近づかない 11.5%」と、彼女の不調を感じ、気遣う姿勢を見せているようです。

 しかし!年齢があがるとその答えは一転。
30代後半の男性は、1位「普段通り接する 51.9%」、2位「なるべく近づかない 27.8%」、3位「いつもより優しく接する 20.4%」と、「優しく接する」どころか「なるべく近づかない」ようにしている男性が3割近い結果に。

 女性の態度が変わることに対し、優しくしてくれるのは20代前半の男性まで、ということのようです。触らぬ神に祟りなし――ピリピリしてる彼女には、近寄らないのが一番と考えられてしまっているのかも。

 こういう現状の中で、「男性はもっと女性の生理を知るべきだ」として書かれた新書がありました。タイトルはズバリ『月経のはなし 歴史・行動・メカニズム』(2012年刊)で、著者は産婦人科の権威で元東大病院院長の武谷雄二氏。

「古代から月経中の女性は悪魔に取りつかれていると信じられていた。悪魔はヘビ、トカゲ、トリなどの形で女性の血液の中に侵入し、月経となり排出され……」といったトンデモ説が世界中にあったそうです。

 一方で、生理中の女性が不浄だ呪いだといって隔離されるような迷信が、結果的には家事や農作業を休める“生理休暇”のように機能した、という面白い指摘もされていました。ちなみに、同書によると欧米の先進国ではそもそも“生理休暇”という考え方自体がなく、労働基準法で“生理休暇”が認められている日本は先進的だとか。

 実際には、生理だと申告して休む人は少ないでしょうけれど…。

●ドコモ・ヘルスケア株式会社
【「女性の体調管理や体調不良による影響」に関する意識調査】
全国のパートナー(夫、彼氏)がいる女性(21~39歳)400名
パートナー(妻、彼女)がいる男性400名を対象に
2013年5月にインターネットで実施。

<TEXT/高野萌奈 ILLUSTRATION/Tatyana Okhitina>

高野萌奈
ハヤりものと噂話に首をつっこまずにはいられないミーハーライター。OLの心を持つコスメフリーク兼万年ダイエッター
月経のはなし 歴史・行動・メカニズム

産婦人科学の第一人者がやさしく語る、この身近な“神秘”の世界




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