プロレス史に残る名レスラーの名テーマ曲集【後編】

⇒【前編】はコチラ

邪道・外道「Sharp dressed man」

ZZトップ

 同じアメリカンロックで思い出すのが、ZZトップの「Sharp dressed man」。日本プロレス史上最高の悪役コンビ、邪道・外道が使用していました。80年代のMTV全盛の時流に乗った「Legs」、「Rough boy」などのヒット曲や、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』の最後に流れる「Doubleback」を知っている人もいるかもしれません。 ⇒【YouTube】ZZ Top – Sharp Dressed Man (Live In Texas)
http://youtu.be/0_EFdod4YDo
 80年代のMTV全盛の時流に乗ってミリオンヒットを連発した彼らですが、ここで紹介したいのは03年発表のアルバム「Mescalero」収録の隠れた名曲「Stackin’ paper」。スピーカーが壊れそうなほどに歪んだギターのリフに始まって、マイナーコードから下降していくサビのポップさは見事。テキサスを代表するブギートリオの誇りと、80年代を生き抜いてきたしたたかさがぎゅっと詰まった一曲です。 ⇒【YouTube】ZZ Top – Stackin’ Paper http://youtu.be/ztuEWzFoy_8

マレンコ兄弟「The power of love」

 最後にご紹介したいのがマレンコ兄弟。「プロレスの神様」ことカール・ゴッチの指導を受け、テクニカルでクリーンなファイトを身上とした彼らですが、テーマ曲がいささかさわやかでポップすぎました。ヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの「The power of love」。  競技は違いますが、ワム!の「Freedom」で入場してきたボクシングWBC世界ライトフライ級王者の井上尚弥選手に通じる人の好さが垣間見える選曲ではあります。 ⇒【YouTube】Huey Lewis and the News – Power of Love (Official Video) http://youtu.be/KCkgYhtz64U  というわけで、以上のチョイスに異論、反論等々あるかもしれません。しかし何はともあれ久々にプロレスが盛り上がっている現状は、かつて小学校へ通う電車内で『週刊プロレス』と『週刊ゴング』を読んでいた人間としても嬉しく思うのです。 ●その他、こんな名曲も <三沢光晴> スパルタンXのテーマ <獣神サンダーライガー> 弘妃由美『怒りの獣神』 <藤原喜明> ワーグナー『ワルキューレの騎行』 <ランディ・サヴェージ> エルガー『威風堂々』 <ロードウォリアーズ> ブラックサバス『Ironman』 <テリー・ゴーディ> レーナード・スキナード『Freebird』 <スティーブ・ウィリアムス> KISS『I love it loud』 <ブルーザー・ブロディ> レッド・ツェッペリン『移民の歌』 <アブドーラ・ザ・ブッチャー> ピンク・フロイド『吹けよ風、呼べよ嵐』 <ジミー・スヌーカ> カーティス・メイフィールド『Superfly』 <高田延彦> ロッキー4サントラ トレーニングのテーマ <TEXT/音楽批評・石黒隆之>
石黒隆之
音楽批評。カラオケの十八番は『誰より好きなのに』(古内東子)
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