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別れた恋人が忘れられない…どうすれば?【イケメン僧侶の人生相談】

 爆笑問題とお坊さんたちのかけあいが「面白くてためになる」と話題の人気番組「ぶっちゃけ寺」(テレビ朝日系)でもおなじみ、大來尚順さん。なんと、美坊主なだけでなく、ハーバード大学神学部で研究員として学んだ国際派のお坊さんなのです! 難しい仏教用語を簡単英語でわかりやすく説明した初の著書『英語でブッダ』を上梓したばかり。

 山口県の浄土真宗のお寺に生まれ育ち、いまや通訳・翻訳家としても国内外で仏教を広める根っからの仏教男子な大來さんが、あなたの煩悩に「仏教用語」をまじえて優しくアドバイスします。

大來尚順さん

元彼が忘れられず、次の彼氏ができない



<お悩み>==========

3年前に別れた彼のことが忘れられず、その後、新しい彼氏ができません。理想が高いわけでもないのですが、しっくり来る人がいないんです。年齢も年齢なので、結婚を前提とした出会いを求めていますが、積極的に行動を起こせなくて、悩んでいます……。
(33歳、派遣)

執着する「思い」を「思い出」に変える



<大來さんのアドバイス>==========

 別れてしまった恋人をなかなか忘れられない。よくわかります。普通に生活していて、ふとした瞬間に、何かがきっかけで別れてしまった恋人の仕草やその時のことなどを思い出してしまい、寂しくなってしまうことなどよくあると思います。

 しかし、注意すべきことは過去の思い出に固執し過ぎると、それだけこの寂しさ(苦しみ)から抜け出すのにも時間がかかってしまいます。これは仏教では「執着」(しゅうじゃく)といいます。物事に固執し、とらわれてしまう煩悩です。英語では「Attachment」(付属品、愛着の意味)と表現されるのですが、イメージとしてはくっつき虫のようなものです。くっつき虫を服につけて新しい恋人を見つけようとしても、これから出会う相手もそのくっつき虫が気になってしまうのではないでしょうか。

 ただ、誤解してほしくないのは、過去の思い出をすべて切り捨てる必要があるというわけではありません。問題となるのは、過去の思い出を美化し、それに固執している「思い」であり、その「思い」をこれからの「思い出」へと方向転換してあげることなのです。過去の恋人との時間はあなたを美しく、またさらに成長させてくれる肥料となってくれているはずです。この心の持ちようが新たな出会いを生む行動に自然と繋がっていくと思います。

 結婚というのも大事ですが、あまり意識し過ぎず、これからの時間を一緒に過ごしたいと思えるような方を探すという気持ちで生活されてみては如何でしょうか。

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【大來尚順】
1982年、山口県生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶、大見山超勝寺衆徒。通訳および翻訳家。
龍谷大学卒業後、渡米。カリフォルニア州バークレーにあるGraduate Theological Union(米国仏教大学院)に進学し修士課程を修了。
その後、ハーバード大学神学部研究員を経て帰国。帰国後は、山口県の自坊(超勝寺)と東京を行き来しながら、英語日本情報サイト「Majirox News」の宗教担当記者、通訳・翻訳、日英の執筆、講演などの活動を通して、国内外への仏教伝道活動を展開している。

<PHOTO/望月孝>

英語でブッダ

この1冊で、外国人に「仏教用語」を説明できるようになる!超カンタン英訳だと仏教用語がよくわかる!テレビでもおなじみ!ハーバード大学神学部で学んだお坊さんが教える目からウロコな仏教本!般若心経の英訳、外国人からよく聞かれるQ&Aなど満載!




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