稼ぎはあるのに借金しちゃう人の共通点
収入は同じぐらいなのに、全然貯金がない人と、しっかり貯め込んでいる人。その行動パターンや考え方はどう違うのだろう? 自分を振り返ったり、また彼氏の貯金力を見分けるうえでも参考にしてほしい!
以下は、年収700万円以上の35~45歳男性で、「貯金100万円以下の人=低貯金な人」と、「貯金600万円以上の人=高貯金な人」、各々500人に調査した結果を比較したもの。女性に調査しても同じような結果が出るだろう。
同じ収入なのに「低貯金な人」と「高貯金な人」の違いで、最もはっきりしているのは借金事情。
「住宅ローン以外の借金がある」は、低貯金な人の約5割がYESと答えているのに対し、高貯金はたったの6%。ほか、「一括で払えなくはないのに、リボ払いの残債を払っている」「消費者金融からお金を借りたことがある」なども軒並み低貯金な人の割合が圧倒的に高い。
借金に対する心理的ハードルが低い人は、いくら年収700万円以上と高収入でも貯金できないのだ。なにしろ、「『給料が入ればすぐに返せるさ』と思うと、つい使ってしまうし、つい借りてしまう」(低貯金・36歳・不動産)では、貯金どころではないだろう。
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貯まらない人と貯まる人 「金銭感覚」はこう違う
(数字はYESと答えた人の割合 低貯金な人/高貯金な人)
・住宅ローン以外の借金がある
低貯金な人 47%/高貯金な人 6%
・ボーナスで赤字を補填している
35%/8%
・クレジットカードの請求金額を支払ったら生活が苦しくなり、またクレジットカードに頼ってしまう
22%/3%
・過去に消費者金融からお金を借りたことがある
29%/7%
・クレジットカードのキャッシングをしたことがある
53%/23%
・お金を使える枠をきちんと把握せず、 感覚だけで使っている
35% /16%
・ひと月に使ったつもりの金額と、実際に使った金額に数万円のズレがある
21%/9%
・お金がなくなったら少額ずつその都度引き出している
54%/44%
・給料が入る口座と生活費を出す口座が一緒
62%/48%
・天引き貯金をしていない
58%/43%
・お金を下ろすのはコンビニATMがもっぱらで、 時間帯もあまり気にしない
31%/21%
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中には、クレジットカードのキャッシングが「借金」だと知らない人もいてア然。そのうち、キャッシングやカードローンの枠いっぱいまでが「自分のお金」という感覚になってくると、もう借金道に一直線だ。
普通預金の利息が年0.02%程度なのに、キャシングやカードローンで15%とかの天文学的な利息を払っていたら、絶対にお金が貯まるわけがない。
―高収入でも低貯金な人の共通点【4】―