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愛犬が死にました。悲しくて何も手につきません【イケメン僧侶の人生相談】

 爆笑問題とお坊さんたちのかけあいが「面白くてためになる」と話題の人気番組「ぶっちゃけ寺」(テレビ朝日系)でもおなじみ、大來尚順さん。なんと、美坊主なだけでなく、ハーバード大学神学部で研究員として学んだ国際派のお坊さんなのです! 難しい仏教用語を簡単英語でわかりやすく説明した初の著書『英語でブッダ』を上梓したばかり。

 山口県の浄土真宗のお寺に生まれ育ち、いまや通訳・翻訳家としても国内外で仏教を広める根っからの仏教男子な大來さんが、あなたの煩悩に「仏教用語」をまじえて優しくアドバイスします。

心にポッカリ穴が開いたよう



<お悩み>=============

小さい頃から一緒に過ごしてきたペットの犬が先日、病気でなくなってしまいました。一番可愛がっていた母はもちろん、私も心の中にぽっかり穴が開いたような気持ちになり、仕事も手につきません。ペットはあの世でどうなっているでしょうか? 私たちと一緒に暮らしていて幸せだったのでしょうか?
(28歳、会社員)

愛犬が死にました。悲しくて何も手につきません【イケメン僧侶の人生相談】

必ずやってくる「別れの苦しみ」を受け止める



<大來さんのアドバイス>========

大來尚順さん

大來尚順さん

 愛犬を亡くされる悲しみ、本当に痛いほどよく分かります。私事ですが、私は大の大の犬好きなのです!

 実は、高校生の時に知人から赤ちゃんのゴールデンリトリバーを譲っていただき、それから14年間という沢山の時間を一緒に過ごした愛犬が3年前になくなりました。彼は私の弟のような存在であり、唯一私のことを何も言わず愛らしい顔で受け入れてくれた「菩薩」のような存在だったので、亡くなったときのショックといったら、あまりの喪失感で、なかなか言葉にすることはできませんでした。

 仏教の苦しみの1つに愛別離苦というものがあります。これは「愛するものから離れなければならい苦しみ」を意味します。英語にすると「Suffering of Departing from Persons or Situations One Loves」といった感じでしょうか?

 どんなに愛していようともいつかはその人や状況から離れなければならい。これは受け入れがたく辛いことですが、この世の真実です。

 しかし、ちょっと耳を傾けて頂きたいのですが、ワンちゃんは自身のいのちの時間をかけて、あなたにこの教えを通して「生きる」とはどういうことなのかを伝えてくれている。その意味では、私は、あなたのワンちゃんは仏さまになっていらっしゃるのだと思いますよ。ワンちゃんがあなたに贈った最後のプレゼント。それは、「今を生きる」ことの大切さを考える機会です。

 しっかりと受け止めて、これからの生活を営んで下さい。それがワンちゃんの何よりもの喜びにつながるはずです。あなたが元気に生活するかぎり、ワンちゃんの幸せも続いていくことでしょう。少なくとも私はそのつもりで「今」を一生懸命生きています。

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【大來尚順】
1982年、山口県生まれ。浄土真宗本願寺派僧侶、大見山超勝寺衆徒。通訳および翻訳家。
龍谷大学卒業後、渡米。カリフォルニア州バークレーにあるGraduate Theological Union(米国仏教大学院)に進学し修士課程を修了。
その後、ハーバード大学神学部研究員を経て帰国。帰国後は、山口県の自坊(超勝寺)と東京を行き来しながら、英語日本情報サイト「Majirox News」の宗教担当記者、通訳・翻訳、日英の執筆、講演などの活動を通して、国内外への仏教伝道活動を展開している。

<PHOTO/望月孝>

●出版記念イベント情報
『英語でブッダ』出版記念イベント ~著者トーク&サイン会~
開催日:3月13日(金)
時間:19:00開場、20:00開始
定員:先着40名様
料金:2,000円
※本代『英語でブッダ』(サイン入り)・ワンドリンク込み

場所:寺カフェ代官山
住所:東京都渋谷区恵比寿西1-33-15 EN代官山ビル1F
⇒ 「寺カフェ代官山」アクセス方法 http://tera-cafe.com/access/

参加申込み:下記の電話、または、メールにて受付け中です。
電話:03-6455-3276
メール:daikanyama@tera-cafe.com

英語でブッダ

この1冊で、外国人に「仏教用語」を説明できるようになる!超カンタン英訳だと仏教用語がよくわかる!テレビでもおなじみ!ハーバード大学神学部で学んだお坊さんが教える目からウロコな仏教本!般若心経の英訳、外国人からよく聞かれるQ&Aなど満載!




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