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正しい食べ物、選んでる?! 春の肌トラブルには“内側ケア”

 気持ちも華やぐ春ですが、「この時期は肌の調子が悪くて」という人も少なくないのではないでしょうか。

 あいかわらず空気は乾いているし、そのうえ、花粉や黄砂は飛び、紫外線も急増! 乾燥肌はバリア機能が低下し、外部刺激を受けやすく、それでさらにバリア機能が低下して……という悪循環が、春の肌トラブルを深刻なものにするのです。

 何かいいコスメでも……と真っ先に考えがちですが、まず、見直すべきは食生活なのかもしれません。

 医学博士で「私のクリニック目白」 院長の平田雅子先生は、こう指摘します。

「外側からのスキンケアももちろん重要ですが、腸内環境を良くして体調を整えることという“内側からのケア”が、スキンケアではもっとも重要なベースとなります。腸内環境を整えながら、お肌に良いものを食事で積極的にとり、そこに“外側からのケア”を上乗せしていくことがポイントです」

腸内環境を整える



 つまり、どんなにお高い化粧品でスキンケアをしても、甘いものやお菓子をボリボリ、あぶらっぽいものをモリモリ食べていたら、もったいない! ということ。

「皮膚は内臓の鏡」なんていう言葉もあるそうです。便秘による肌荒れに悩んでいる人は実感できるかと思いますが、それは、かたよった食事や暴飲暴食、運動不足などによって腸内環境が悪くなって、腸の働きがにぶっているから。

肌トラブルの原因は腸の不調かも!

 腸の中で増えた悪玉菌が、便秘でたまった老廃物を分解して腐敗が発生。こうしてできた腐敗産物が、血液に吸収されてからだの中をめぐって、肌が荒れてしまうのです。便秘を改善し、腸のコンディションを整えてくれる、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維などを積極的にとって、快便習慣を身につけるのが春肌トラブル解消への第一歩となるわけです。

肌にいいものを摂る



 腸内環境が整ったら、肌をつくっているものを摂るのが、次のステップです。肌をつくっているもの……といえば、美肌上級者はおわかりでしょう。そう。コラーゲンとセラミドです。

⇒【画像】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=216522

 真皮層でバネのような働きをしているのが「コラーゲン」。細胞と細胞の間を網目のようにつなげていて、肌の弾力をつくりあげています。この肌の弾力が失われると、しわやたるみになるというわけ。

 一方のセラミドは、表皮の角質細胞の間をうめている主成分。このセラミドが水分を抱え込み、バリア機能を保っています。逆に言えば、セラミドなどが減少し、水分が蓄えられなくなると、バリア機能も低下します。こうなると、外部からの異物や刺激が入り込みやすく、炎症などが起こる原因にもなります。

肌に必要なのは、“外側”と“内側”からのケア

「弾力のある真皮」×「うるおいのある表皮」が、バリア機能の働いている「健やかな肌」。しかし残念ながら、体内のコラーゲン量は、20歳を過ぎた頃から歳をとるごとに減少の一途をたどるんだとか。セラミドもまた、加齢とともに減少し、40歳で20歳時点の約半分になるとか……肌のためには、これらをどんどん、からだに摂り入れなきゃ!

春のすこやかライフには、ヨーグルト!?



 とはいえ、コラーゲンの分子はとても大きく、また、コラーゲン繊維は水にとけないので、体内に吸収されにくいそうです。1日の摂取目標5000mgをとるためには、コラーゲンを小さく分解し、吸収されやすくした「コラーゲンペプチド」を、サプリなどでとるのが効率的かもしれません。

 セラミドもまた吸収性がとても低く、食べた分の数%しか、からだに吸収されないとか。しかし、ミルク由来のセラミドをヨーグルトと一緒にとると、その吸収が促進され、なんと、血中への吸収量は約2倍になったという最新の実験結果が報告されています。

 腸を整える食べものとして、真っ先に思い浮かぶヨーグルトは「腸を整える」と「肌をつくるものをとる」という、“内側からのケア”を効率よく取り入れることができる食品だったのです!

 4月、進学や就職、転勤、異動など、生活環境の変化が重なる春先は、不安や緊張といったストレスが高まりがち。ストレスはお肌にもよくありません。ヨーグルトにはイライラをおさえるカルシウムも含まれています。冷蔵庫にヨーグルト……春のすこやかライフの必需品かもしれませんね。

<TEXT/女子SPA!編集部>

女子SPA!編集部
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