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常識はずれの貯金術「家計管理はズボラなほうがいい」

節約してもお金はどこかに消えてしまうもの。“貯められる人”は一体どれだけ切り詰めているのか? ところが、年収600万円以下で「貯蓄額が年収以上」を達成している30代男性100人にアンケートを取ってみると、貯金術の常識をくつがえす共通点があった。男女にかかわらず”自然に貯まる法則”を参考にしてほしい。

記帳はズボラでも“チョコチョコ支出”はシビアに把握

貯金 まずは”貯まる人”のアンケートでわかった生活習慣を見てみよう。 <貯められる人の生活習慣・家計管理編> 1 給料から天引きの財形貯蓄、積み立てはしていない 85% 2 家計簿はつけていない  79% 3 コンビニのATMではめったにお金を下ろさない 74% 4 通帳はマメに記帳しない  65% 5 クレジットカードを2枚以上持っている 64% 6 貯蓄用の銀行口座を複数持っている 64% 7 Edy、Suica、nanacoなどの電子マネーはめったに使わない 59% 8 FXや株など、ハイリスクな投資をしている 35% 9 投資信託、国債、MMFなど、ローリスクな投資をしている 28% 10 折りたたみ式ではなく長財布を使用している  14% ※年収600万円以下で「貯蓄額が年収以上」の30代男性100人(未既婚各50人)を対象にインターネットでアンケート  貯蓄の定番ともいえる「給料から天引きで財形貯蓄、積み立て」だが「していない」が85%。天引きでの貯蓄は強制的に貯まる仕組みをつくれるため、“なぜか貯まらない人”はぜひすべきであることに変わりはない。しかし、その必要が特にないほど、彼らには貯まる暮らしが身についているらしい。  では、一体彼らはどんな努力をしているのかと思いきや、意外にも「家計簿はつけていない」が79%、「通帳はマメに記帳しない」も65%に達した。 「いちいち細かい収支をつけるのは面倒くさい。代わりに『〆のラーメンに付き合わなかった』などと手帳の隅にメモ。『○○しなかった』のほうが、余計なものにカネを使わなくて済んだ!と具体的に把握できるし、褒められて伸びるタイプの自分には合っている(笑)」(38歳・デザイナー) 「貯めたければ一枚に絞れ」と言われるクレジットカードも、予想に反して「2枚以上所有」が64%と高め。ただし、複数枚を散漫に使うのではなく「ポイント還元率の高いカードを、ケースに応じて使い分けている」(34歳・教員)というのが主な理由だ。   同率5位の「貯蓄用口座を複数所有」(64%)に関しては、「生活用」「貯蓄用」「殖やす用」などととザックリ口座を分けておくとますます効果的。  コンビニのATM、そして電子マネーは「利用しない」がそれぞれ74%、59%と、鉄則のようだ。 「携帯や電子マネーは、サクサク使ってしまうお手軽さが怖い。ATMも、18時以降に友人がコンビニでサクッと下ろしているのを見ると『こいつ、手数料で年間5000円は損してるな』などと他人事ながら考えてしまう」(35歳・自営業)  余計なお世話だよ!と言いたいところだが、何とも悔しい……。  一方、最近「お金持ちはみな持っている」と言われる“長財布”だが、意外にも14%と少なめ。 「お金は整理しやすいかもしれないけど、レシートも溜め込みがち。私は折りたたみ式と小銭入れを併用しています。レシートが溜まるとすぐに財布がパンパンになり、自然とちょくちょくレシートを整理する習慣がついた」(38歳・建設)  ただし、そのレシートをポイ捨てしていては何も変わらない。家計簿なんて気構えずとも、捨てる前に一度目をやり、気になる支出だけでもメモってみるところから始めてみてはどうだろうか。 <ILLUSTRATION/Gcpics > ― 努力しなくてもおカネが貯まる人の意外な共通点【1】 ―
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