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キャッシュカードを持たない現金主義でお金が貯まる

節約してもお金はどこかに消えてしまうもの。“貯められる人”は一体どれだけ切り詰めているのか? ところが、年収600万円以下で「貯蓄額が年収以上」を達成している30代男性100人にアンケートを取ってみると、貯金術の常識をくつがえす共通点があった。男女にかかわらず”自然に貯まる法則”を参考にしてほしい。

 お金がないのに使うクセを治すために、「クレジットカードを持ち歩かない」という節約術はある。これをさらに徹底したのが、キャッシュカードも持ち歩かない現金主義。以下、AV男優というちょっと特殊な職業ではあるが、普通のサラリーマン・OLにも使える法則だろう。

お金を下ろせないと衝動買いがなくなる



<中野俊哉さん(仮名)25歳・AV男優>
●現在の年収650万円/現在の貯蓄額500万円


キャッシュカード 大学時代に始めたAV男優業により、4年間で1200万円(!)の貯蓄に成功。両親に中古マンションをキャッシュ払いでプレゼントした中野さん(現在は貯蓄額500万円)。その秘訣は「キャッシュカードを持ち歩かず、財布に入れる現金も毎日2000~3000円前後」という、徹底した“現金主義”にある。

「ムダな浪費を避けるのはもちろんですが、冷静な判断力も身につくんです。『衝動的な物欲』も、お金を下ろせず、一度自宅に戻れば冷静に判断できます。オマケに、ネットでその商品の値段相場もチェックできるから、本当に欲しかった場合はよりお得に購入できる。飲み会も、前もって約束しているもの以外は、急に誘われたら『持ち合わせがないので』と断るようにしています」

 とはいえ、“中堅レベルの男優”である中野さんは、1回の現場が終われば2万~3万円を取っ払いで受け取る。しかし、たとえ大金を持っていても、甘~い誘惑には負けず、まっすぐ帰宅が基本だ。

「撮影後にはだいたい打ち上げがありますが、『明日の現場が早い』と言えば、周囲に気を使うことなく断ることができます。人付き合いのいい男優よりも、規則正しく生活して、きっちり仕事をする男優が重宝されるんです」

 浪費のみならず、急遽誘われた飲み会で二日酔い、翌日ロクな仕事ができず……というダメサラリーマンも見習いたい姿勢だ。中野さんがお金をかけている唯一のものは、消耗品のパンツと勃起力を上げるサプリメントのみ。

「男優は45歳定年説があり、実際40歳以降に活躍できるのはほんの一握り。それまでにAVの編集など、別の稼ぎ方を身につけなければ生き残れない業界です。僕も一生やる職業ではないと思い、だからこそ今は必死でお金を貯めているんですよね」

 現在の年間300万円ペースで貯金を続け、今度は都内に自身のマンションを購入することも視野に入れている。

「健康さえきちんと管理すれば、気持ちはいいしお金は稼げるし、最高の職業です(笑)」

<中野さんの1か月の収支>

月収 54万円
住居費 0円(実家)
光熱費・食費 計5万円
衣料費  1万円
保険料  3万円
サプリ  2万円
貯蓄額  43万円/月

<ILLUSTRATION/Avenger01>
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