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10円100円のムダを徹底的になくす貯金術

節約してもお金はどこかに消えてしまうもの。“貯められる人”は一体どれだけ切り詰めているのか? ところが、年収600万円以下で「貯蓄額が年収以上」を達成している30代男性100人にアンケートを取ってみると、貯金術の常識をくつがえす共通点があった。男女にかかわらず”自然に貯まる法則”を参考にしてほしい。

徹底的に“ムダ”を排除!手数料を目の敵にする



貯金「ATMで、払わなくてもいい手数料を払うなんてバカらしい」

 と、徹底的に手数料を省く“裏ワザ”を披露するのは、都内に住む鈴木崇さん(仮名・36歳・会社員)だ。

「小さい額でも積もり積もれば山となる。ましてや時間内なら手数料無料のATMに、『時間外』という理由だけで漠然と手数料を払うのは、どうしても腑に落ちない」

 そこで鈴木さんが考えついたのが、“キャッシング”とコンビニATMの相互活用だった。

「もし急に現金が必要になったら、コンビニのATMで引き出すのではなく、キャッシングを利用します。口座から引き出すと手数料は105円や210円。ところがキャッシングは専用ATMなら24時間手数料はゼロ。金融会社にもよりますが、1万円を借りた場合、翌日か2日以内に返済すれば、金利も5~10円前後で済み、コンビニで引き出すよりも断然お得です。

 重要なのは銀行の手数料無料時間と併用して使い分けること。金融会社によっては“1週間無利息”というサービスもあります」

そんな鈴木さんの月収は約35万円、貯金額は210万円ほど。

「コンビニでちょこちょこお菓子は買ったりしますよ。でもそれは“食べたいから買う”のであって、自分にとってムダな出費ではない。でもコンビニATMの手数料は、完全にムダじゃないですか!」

 かなり極端なやり方だが、手数料は絶対に払わない!という姿勢だけは参考になる……気がする。

家中に貯金箱を置いて、小銭貯金で日常の費用を捻出!



 無意識のうちに彼女の策略にハマり、貯蓄に成功した人もいる。

「彼氏のだらしない部分を利用して、自然と貯金してもらっています」

と笑顔で語るのは、国枝美里さん(仮名・29歳)だ。

「彼は帰ってくると、いつも適当な場所に小銭を放り出してしまう。洗面台や洗濯機の上など、部屋の至るところに小銭が散乱していて、結局なくしちゃったりしてもったいないなと思っていたので、彼が小銭を置きそうな場所すべてに、貯金箱を置いてみたんです」

 すると、思惑通り計6か所の貯金箱に自然と小銭を入れだし、無意識に貯金させることができた。

「本人は貯金している感覚はゼロのまま。でも、基本的に二人で出かけるときの交通費や食費はそこでまかなえています」

 小さな額ではあるが、こんなしっかり者の彼女を捕まえることも、無理のない貯金ライフへの近道だ。

<TEXT/青山由佳 中野一気・小川絵里(中野エディット) 朝井麻由美 加藤カジカ 佐藤留美 金谷亜美(本誌) アンケート協力/メディアパーク PHOTO/Yuri Tuchkov>
― 努力しなくてもおカネが貯まる人の意外な共通点【9】 ―




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