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“セロトニン道場”でストレス解消!涙活を体験

 若者の間で「新型うつ」の増加が話題となっていたり、ブラック企業でのパワハラの横行が問題となっていたりと、何かとストレスの多い今の社会。さらに女性の場合はセクハラなどのリスクも増え、男性以上に社会人生活でストレスを溜め込みやすい傾向にあるかもしれません。

 そんな心のストレスの解消・克服について、脳科学からの側面からアプローチしている“セロトニンDojo”という施設で、能動的に涙を流すことによって心のデトックスを図る話題の活動「涙活」が開催されると聞き、体験取材をしてみました。

セロトニン道場

照明をやや落とし、やわらかな光に包まれたセロトニンDojoの室内で、泣ける動画の上映などが行われた

うかつにも筆者も泣いてしまった……



 御徒町駅近くのビルの中にある道場へと入ると、中は30人ほどの参加者で満員の状態。その7~8割は女性で、1人参加はもちろんのこと、女性グループでの参加、カップル・夫婦での参加者も多いようです。以前に参加経験のある人なのでしょうか、開始前から膝の上にハンカチを用意している人が何人かいたのも印象的でした。

 そして涙活の発案者である寺井広樹氏の挨拶で会はスタート。“涙ソムリエ”嵯峨崇司氏による泣ける詩の朗読が始まると、すでに目を潤ませる人の姿がチラホラ見られます。その後は30分間にわたり、海外の泣けるCMなどを7本上映。ここでは大半の人が涙を流し、「取材で来たんだから……」と涙をこらえていた筆者も、結局は何度も涙することとなりました。

 上映が終わると、不思議と心はスッキリ。周囲の参加者も晴れ晴れとした表情になっていて、その後の涙友(るいとも・涙活の参加者のこと)同士の交流会でも、初対面の人同士が明るく楽しそうに会話を弾ませていました。このような、涙を流した人同士の交流も、心を癒すのに一役買っているのかもしれません。

みんな脳が疲れてます



 ここで挨拶に登場したセロトニンDojo代表・脳生理学者の有田秀穂氏は、「人間にしかない共感・感動の涙には、癒しの効果があり、脳の中からストレスを消してくれる。パソコン仕事が増えている昨今は、身体より脳が疲れている人が多いので、週末に涙を流して脳のストレスを解消し、また仕事に向かうのは非常に良いこと」と、脳生理学の側面から涙の効用について説明。科学の側面からも、涙の効用は認められているわけですね。

 このセロトニンDojoでは、脳内物質・セロトニンのストレス解消効果を活用した様々なエクササイズが行われています。ヨガ、丹田呼吸法、リズムセラピーなどを学んだり、日常でのストレス解消法についてカウンセリングを受けたりできるほか、併設のセロトニンカフェでは「高照度ライト」「自然音ヒーリング」などで手軽にストレス軽減をすることもできます。

「涙」に「セロトニン活性化」……。日常のストレスに悩む人は、これらのメソッドを参考にしてみるのもアリでしょう。 <TEXT/古澤誠一郎>

●セロトニンDojo http://www.serotonin-dojo.jp
●涙活 Official website http://www.ruikatsu.com/




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