妊娠中のカフェインはOKなの?【ずっとキレイでいる食事】

⇒【前半】「コーヒーは体に悪いは偏見! 脂肪燃焼など、5つのうれしい効果って?」はこちら http://joshi-spa.jp/250564

胃痛と妊娠中には注意が必要!?



 しかしそうは言っても、「コーヒーは胃に悪い」、「妊娠したらカフェイン禁止」といったイメージも存在します。実際どうなのか、整理してみました。

 まず、1つ目。「コーヒーが、胃に悪いか?」について。回答としては、良い・悪いどちらもあるということ。カフェインには胃液の分泌を活性化する働きがあるため、健康な人が食後に適量を飲むことで、消化促進につながります。

 しかし、胃酸過多・胃潰瘍の人にとっては、逆に胃壁を荒らしてしまうことになるためNG。また、喫煙時や空腹時におけるコーヒー大量摂取も注意が必要です。

 次に2つ目。「妊娠中のカフェインは大丈夫か?」について。妊娠中のカフェイン大量摂取は、流産・死産・胎児発達遅延のリスクが高まるとして、世界保健機関(WHO)では300mg/Dayまで、米国では200mg/Dayまでと勧告しています。これはコーヒー2~3杯までという換算に。妊娠したら、まずは病院で相談を。ディカフェ活用も有効でしょう。

 最後に、美容を考えた飲み方のお話。以下3つのポイントを意識しながら、キレイとコーヒーを楽しく両立させてみてはいかがでしょうか?

キレイを考えた「コーヒーとの付き合い方 3カ条」



1.コーヒーは決して悪ではない!⇒自分に合った適量を知る

 コーヒーのみならず、どんな食品にも「効果の良し悪し」は両方存在します。コーヒーは、自分の体質・体調をふまえれば、リラックスやアンチエイジングを目指すことも可能な嗜好品。

 1日2~3杯を上限として、適量を探ってみましょう。ちなみに、マクロビオティックなどで提唱される「食品の陰陽バランス」の考え方に従えば、コーヒーは強い「陰性」の飲み物。冷え性などに悩む人は、日頃の生活習慣と共に、摂取量やアイスorホットの見直しを。

2.午後よりも午前が吉

 カフェインには、コルチゾールというホルモンの分泌を促進させる働きがあり、このホルモンがアンチエイジングに重要な「成長ホルモン」の分泌を抑えてしまうことがわかっています。コルチゾールの作用時間や、成長ホルモンの分泌時間などを考慮すると、午前中にコーヒーを楽しむ方が良いでしょう。

3.砂糖やトッピングの量を考えて

 砂糖やフレーバーシロップ、ホイップクリームなどがたっぷりトッピングされたコーヒー飲料は、要注意。スイーツと合わせる時は無糖で楽しむなど、上手に調整を。実はコーヒーって、保存料・添加物フリーの自然食品。なるべくナチュラルな状態で楽しむのが一番なのです。

ずっとキレイでいる食事<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ>

【スギ アカツキ】
東大卒の料理研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で長寿美容食の研究をはじめる。料理のモットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。

スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@akatsukinohana




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