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お弁当の定番『ソーセージ』は高カロリー。なら、代わりにコレ!【ずっとキレイでいる食事 第4回】

 子どもの頃から、大好きなもの。  年齢にとらわれることなく、「長く美しく生きる」を楽しく考えていく連載「ずっとキレイでいる食事」、第4回のテーマは、老若男女の人気食材であり、お弁当やおつまみの定番『ソーセージ』です。  プリっとした食感、ジューシーな肉汁……、たまりませんよね! さっそく、美容を考えた「ソーセージ」との付き合い方をみていきましょう。

ソーセージを、おいしく、美しく楽しむ基本ルールって?

ソーセージ そもそも「ソーセージ」とは、細切り肉を調味して練り合わせ、動物の腸などに詰めた加工品のこと。「腸詰」などとも呼ばれますが、豚肉のひき肉を詰めて燻してゆでた「ウインナーソーセージ」、「フランクフルトソーセージ」、フレッシュな「生ソーセージ」、熟成して長期乾燥させた「サラミソーセージ」など、世界中においしいソーセージが存在します。  もちろん栄養成分は製法によって違ってきますが、共通して言える特徴は、「高カロリー」、「高脂質」、「高塩分」であること。まずはこのことをしっかりと肝に銘じて楽しむことが大前提となります。そして、美容を考えたおいしい楽しみ方を3つに整理しました。

1.ほどよく楽しむ「付け合わせ」「おつまみ」として位置づける

 美髪・美肌のために「鶏肉」、いきいきとした身体づくりのために「豚肉」……。このように、メイン食材として「精肉」に期待する美容効果を求めるのではなく、ちょっとウキウキする「サブアイテム」として位置づけてみて。  朝ごはんのいろどり、小腹がすいた時のおやつなど、「時々楽しむ程度」がベターです。適量は「2~3本」。また、塩分さえ気をつければ、美容的には「生ハム」の方がオススメなので、ソーセージフリークの人、頻度を下げることも検討してみましょう。 生ハム

2.お弁当の便利アイテムとしてストックしない

 お弁当作りのための「定番食材」としてストックしていませんか? この習慣を変え、ちょっと広がりを持たせてみましょう。便利度は同じですが、「ロースハム」や「魚肉ソーセージ」の方が高タンパク質・低脂肪・低カロリーなんです。 魚肉ソーセージ⇒【後編】「美味! ソーセージを使った美肌&便秘解消メニュー」に続く http://joshi-spa.jp/260821 <TEXT,PHOTO/スギ アカツキ> 【スギ アカツキ】 東大卒の料理研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で長寿美容食の研究をはじめる。料理のモットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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