ムリに若作りするよりも…“オバサン”の女子力に学ぶ
<汚ブス研究家・KENJIの「内面美人への道」Vol.21>
オネェ社長のKENJIです。あ~ら、“オバサン”だなんて失礼しちゃうわね!! 女だったら、いつまでも美しく、かわいくいたいもの。
「まだまだ、オバサン扱いをされる年齢じゃないわ!!」って思っている方はKENJI以外にも多いんじゃないかしら。
その前に、女性たちがどういう人を“オバサン”だと思っているのか、KENJIがいくつかの女子会でイメージ調査をしてみたわよ!!
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“オバサン”と聞いて真っ先に浮かぶイメージとは?
1位 アニマル柄のTシャツを着ている/17人(31.4%)
2位 電車やバスの座席で隙間があれば腰掛けてくる/12人(22.2%)
3位 声がデカい/10人(18.5%)
4位 強めのパーマをかけている/8人(14.8%)
5位 買い物上手(値切るのがうまい)/5人(9%)
6位 性別を変えられる(男子トイレに入れる、など)/2人(3%)
6位 強い/2人(3%)
※10代~40代の女子会参加者54名にアンケート調査
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人それぞれ、オバサンのイメージってあるわね。
悪い意味での「オバサン」とは、女らしさを維持するモチベーションを放棄し、異性の目を気にしなくなった状態のこと。年齢とともに失われてしまう“若さ”や“美しさ”を気にしなくなった瞬間、内に秘めていた“オバサン心”が込み上げて、いつしか言動や体に現れてしまうの。
でもね、「オバサンと思われたくない」という葛藤が、かえって女性に損をさせてしまうこともあるんです。
30代・40代になっても自分のことばかり考えて、化粧品、エステ、ファッション……にお金と時間を費やしては、自信をつけて他人のことを見下したり、逆に人目ばかり気にして勝手に関係を気まずくさせる人って、多くお見かけするの。
「自分の見てくれのことばかりに気を取られ、人を蔑む心を持つこと。」
「場の空気を読み過ぎて、逆に変な空気を作ってしまうこと。」
これは考えものよね。
誰でも絶対に年を取るんだから、見た目のオバサン化に抵抗するだけじゃなくて、可愛いオバサンを目指す、という道もあると思うの。
“オバサン”って煙たいこともあるけれど、なんだか憎めないことってないかしら。それが、オバサン独特の女子力なのよ!!
それは何かというと、アタシは“愛嬌”だと思うわ。意図的に相手を喜ばせようとする“愛嬌”こそが、女性としてもっとも必要な力ではないかしら。
オバサンの買い物一つをとっても、学ぶべきところがあるわ。値引き交渉が上手なオバサンは、相手を楽しませながらペースに引き込み、厚かましそうに見せながら、相手や周りのことを考えながらコミュニケーションを図る。お互いを幸せにさせるスペシャリストだわ。
“オバサン”という言葉に過剰反応するのではなく、オバサンならではの特殊能力“愛嬌”を参考にしてみてはいかがかしら。
⇒【動画】オバサン女子力で値切ってみました http://joshi-spa.jp/263438
<TEXT/KENJI>
【KENJIプロフィール】
女子会に年間400回以上呼ばれるオネェ社長。その経験から、「思いやりのない人・ブスッとした表情の人・隙だらけの人」を“汚ブス”と称し、「汚ブス研究家」としての顔も。2014年には、『女子会のお作法 「汚ブス」にならないための39か条』を出版。現在、FBS福岡放送『クロ女子白書』にレギュラー出演中。
▼オフィシャルLINE BLOG & twitter
http://lineblog.me/kenji/
https://twitter.com/obusulabkenji
“オバサン”ってどんなイメージ?
オバサン化より問題なことは……
目指すは”オバサン女子力”
KENJI
汚ブス研究家KENJI(株式会社スリースマイル 代表取締役)。
年間400回以上もの女子会に呼ばれ2,000人以上の女子たちの相談に乗りながら、心の汚い女性=汚ブスを研究する 『汚ブス研究家』として、女性たちが心から美しくなれるアドバイスをしている。女性の生態知り尽くすKENJIはもともと大手芸能事務所で秘書やアイドルのマネージャーをしていたという謎の経歴を持つ人物でもある。テレビ出演なども多数。(※ほぼ週休2日で女子会・マダム会に参加!!)
ブログ「ブスは誰よりも風邪を引く」