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情緒不安定で心のカウンセリングを受けてみた。その効果は?【こじらせ母娘】

 心療内科やクリニックというのは、なかなか通いづらいもの。まわりの人にいえば理解されないだろうから内緒にしておきたいし、「こんなところに来てしまった」と自己嫌悪に陥る人もいます。

 カウンセリングを受ける理由は人それぞれですが、女子SPA!では「母がしんどい」「母が重い」と、母親との関係に苦しむ“こじらせ母娘”を取り上げてきました。

 私は、精神的に不安定だったことから、とある心療内科を訪れたことがあります。そこで先生に「あなたはすごく辛そうな顔をしている、カウンセリングを受けてみませんか」と勧められ、しばらく通ってみることにしました。自分の中でずっと悶々としていても前に進めないし、何かが変わるなら試してみたいと思ったからです。

カウンセリングって、何をするところ?



 カウンセリングとはいったい何をするところなのか。私の例がすべてというわけではありませんが、少しでも悩んでいる人の手助けになればと思い、簡単に紹介します。

 家族関係が発端で心療内科を訪れたわけではないのですが、カウンセラーはまず私が育った環境について聞いてきて、すぐに母のことがネックにあると見抜いたようでした。

 カウンセラーは、「お母さんのこと、家のこと、思い出でも何でもいいので、思いついたことを話してみて」と言いました。私は言われたとおりに、思い出したことをつらつらと話しました。

「それは大人の問題だから、子どものあなたには言うべきではなかったことですよね。大人同士で解決すべきだった」

 カウンセラーはこんな風に、基本的に私の話を受け止めて、私の気持ちに寄り添って答えてくれます。自分語りをさせ、私の気持ちを的確な言葉で整理して返してくれる。いわゆる“傾聴型”のカウンセリングでした。

こじらせ母娘

自分の気持ちを明確にすることができる



 他人の家庭のすべてを覗くことはできないので、自分の環境とどう違うのか比べることができない。自分の中ではどうしても自分の家庭が中心になってしまい、はたから見れば「そんなのありえない!」と思うようなことすら、自分では客観的に捉えられていなかったということもあります。

 カウンセラーと話していく中で、ひとつひとつ丁寧に「これはちょっと違うよね?」と教えてもらったと思います。

 基本的には、「どんな話でも聞いてくれる場所」。自分の中にあるもやもやした気持ちを言葉にしてアウトプットすることで、はっきりさせ、本当は何がしたいのかということに気づくことができる作業です。

 カウンセリングを受けるのに気持ちの整理がつかない、難しい、という人は、自分の気持ちを全部書き出してみたり、信頼できる人に最初から最後まで聞いてもらったりするのも、プロのサポートはないにしても、似たような効果が得られるかもしれません。

 ただ、カウンセリングが何をするのかをわかっておらず、期待していた私としては、正直「こんなもんか」と感じたのも事実。スパンは最低2週間に1回、5000円というのも結構な額だったので、途中でやめてしまいました。人によっては、「これ、意味あるのだろうか」と懐疑的になってしまい、さらにはカウンセリングの効果も薄れてしまうのでしょう。

 もちろん、カウンセラーの手助けがなければ気づけなかったこともありますから、否定するわけではありませんが、カウンセリングを受けようか迷ったときには、参考にしていただければ幸いです。

<TEXT/木村メリッサ>




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