見た目はトンカツ!ご当地アイス「ボルガアイス」がすごい
アイス評論家のアイスマン福留です。 本日は、コンビニアイスではなく、ご当地アイスをご紹介します。 このアイスは、福井県越前市内にある寿司店「寿司天狗」で考案されました。その名も、「ボルガアイス」。福井県越前市のご当地料理「ボルガライス」をイメージしてデザートメニューとして開発された一風変ったアイス。見た目のインパクトも強烈です。
「ボルガライス」とは、福井県越前市武生(たけふ)地区発祥のご当地B級グルメ。オムライスの上にとんかつをのせ、各店独自のソースをかけた洋風の料理です。 地元では30年以上も前から食べられており、市内では洋食店をはじめ、コンビニやスーパーでも取り扱わるほど地元の人にとっては身近で当たり前の料理。そう、越前市のソウルフードなのです。 しかし、今回ご紹介するのは「ボルガライス」ではなく、「ボルガアイス」! 「ボルガアイス」は、オムライスの代わりにバニラ、ブルーベリーのアイスを使い、クレープで包んだデザートメニューです。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=28141
ヒントは越前のB級グルメ「ボルガライス」そして、こちらはブルーベリーソースアイス。濃厚でコクのあるアイスクリームと、甘酸っぱいブルーベリーソースの相性は抜群です。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=28142
- クレープに包まれたプレーン(バニラ)アイス。
そして、こちらが……とんかつ風のフレンチトーストカツ。見た目はカツにしか見えません。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=28146
クレープアイス&フレンチトーストカツビジュアルは見ての通り、オムライス&とんかつのボルガライス風。しかし実際は、クレープアイス&フレンチトーストカツなのです。 この見た目を「ボルガライス」に近づける為に、店主の鈴木さんは何度も試作を繰り返し苦労されたのだとか。 サクっとした熱々のフレンチトーストカツと、ひんやりとした口溶けの良いクレープアイスの温度差のギャップが良い。 甘さ控えめのフレンチトーストカツの上には、ソース……ではなく、チョコレートソース。そして上にかかっている白いものは、粉砂糖です。 フレンチトーストカツの香ばしい味と、アイスの甘みが口の中で混ざり合い、今まで食べたことのない、なんとも不思議な美味しさが味わえます。食べた時の”ずっしり感”が、これまたすごい。3時のおやつや、小腹の減った時におすすめです。 店主の鈴木さんに、「ボルガアイス」を作った理由を伺ったところ、寿司店に来店された「ボルガライス」の応援団的存在、日本ボルガラー協会会長の波多野さんと話をしていて、言葉遊びの中で生まれたそうです。 また、お店のデザートメニューとしてはもちろん、地域の名物にもなるようなものを作りたかった……とのこと。 うーん、それにしても、この職人技の無駄使い感はすごい……。福井県越前市に行った際は、是非一度食べてほしいアイスです。 <TEXT・PHOTO/アイスマン福留> ⇒筆者の公式サイト「コンビニアイスマニア」はこちら http://www.conveniice.com/ 【アイスマン福留】 年間約1000種類のコンビニアイスを食べ、情報サイト「コンビニアイスマニア」を運営。今まで存在しなかった「アイス評論家」を勝手に名乗り、多くのメディアに取り上げられる。著書に『バカが武器』 ― アイスマン福留の「コンビニアイスマニア」女子SPA!出張版(10) ―
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