ちょっとしたことで他人をバカ扱い。その心理とは?

⇒【前編】はコチラ

自分はバカじゃない



 一方で20代から50代までの男女総勢400人に「自分はひんしゅくを買うようなバカな言動をしているか」と聞いたところ、「していない(23%)」「ほとんどしていない(66%)」と回答。

 つまり、大半の人は「自分はバカではないと思っているのに、他人をバカだと思っている」のだ。

 他人のことなら些細なことでもバカにしたくなるのに、自分に対しては甘く考える人が増えているということだろうか。

バカに見せる言動

なぜ他人をバカにする?



 こうした現象に対して、『他人を攻撃せずにはいられない人』(PHP研究所)の著書である精神科医の片田珠美氏は次のように指摘する。

「以前に比べて他人を攻撃し、バカ扱いする人は確実に増えています。しかも、その指摘は非常に些細なことばかり。結果、私の患者さんでも、心ない人たちからくだらないことでバカ扱いされてメンタルバランスを崩し、うつ病になる……というケースも決して少なくありません」

 なぜ、以前よりも些細なことで他人をバカにする人が増えたのか。そのワケを片田氏は「自分に自信がない人が増えたせい」と続ける。

「他人をバカにするという行為は、『自分がバカにされたくない』というコンプレックスの裏返し。それゆえ、同族嫌悪的に他人がバカなことをしていると、つい過敏に反応して攻撃してしまう。そうやって他人の小さな失敗や間違いを責めてバカにすることで、『自分のほうが優秀だ』と優位性を保とうとするんです」

 行き過ぎた言動は、「モラハラ」や「パワハラ」につながりかねないので気をつけていただきたい。

―あなたをバカに見せる言動【2】―

他人を攻撃せずにはいられない人

暴言を吐く、支配したがる、けなして自信を失わせる、優しいようで水面下で工作している、一見目立たない人を含めて、あなたの周りにはとんでもない人が隠れているケースがある。




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