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自分に自信をもてない人/自信過剰な人は、生まれつき違う!?

 元々私は自信がない方。この原稿を書いていても、ユーザーに「全然おもしろくなーい」と思われないか、編集者に「こいつ使えん」とそろそろ見放されやしないか、戦々恐々としています。  なぜそんなに自信がないのか。幼少時に、親や学校の先生に「お前はできない子だ!」とさんざん罵倒されたトラウマか!? いえ、そんなことはございません。ごくごくフツーに育てられました。むしろ母親は何かにつけ褒めてくれた記憶さえあるのですが……。  そんな私の疑問を解決してくれそうな本を見つけました。『なぜ女は男のように自信をもてないのか』(クレア・シップマン、キャティー・ケイ著/CCCメディアハウス)。ニューヨークタイムズ紙のベストセラーにランクインし、アメリカで「自信」論争を巻き起こしたとか。

ヒラリーもフェイスブックCOOも自信がない

なぜ女は男のように自信をもてないのか

 著者は、アメリカABCニュース特派員とイギリスBBCニュースリポーターの、それぞれ家庭をもつ2人の女性。……ってどう考えても勝ち組ではないかと早速ツッコミを入れたくなりますが、そんな彼女たちも、自信に満ちた態度をとる周囲の男性ジャーナリストの方が能力が高い、と常々感じているそう。  そこで2人は、経営者、弁護士、スポーツ選手、政治家など、各界で活躍する女性たちにインタビューを敢行。すると、自信のもち方を知りたかったはずが、どの女性ももうカッガリしてしまうくらい自信などもってはいなかったのです。しかも、謙遜しているわけでもない様子。  例えば、フェイスブックのCOOたるシェリル・サンドバーグはインタビューに対してこう答えています。 「いまだに自分が詐欺師みたいな気分で目覚めることがあるんです。本当に私なんかが今の立場にいていいのかわからなくて」  あのヒラリー・クリントンさえも、高校の女子バスケのコーチに励まされて上院議員選にやっと出馬できたと話します。世界に注目を浴びる女性なんて鉄の心をもった超人のように思っていましたが、実はそうでもないんですね。  これに対して、男性にインタビューをすると、「自分たちは最高で、自分たちを必要としない人などいない」という反応がほとんどだったとか。女性とは正反対。その自信はいったいどこから湧いてくるのでしょう?

自信の持ちやすさに、遺伝子が影響

 2人はさらに、心理学、脳神経学、遺伝子学などあらゆる面から自信について調査します。10数名以上の科学者たちにインタビューをした結果、遺伝子レベルで自信をもちやすい人ともちにくい人がいるということが判明。  自信には、何十個という遺伝子が影響しているとか。例えば、セロトニン輸送体遺伝子は、精神を落ち着かせるホルモンであるセロトニンを運ぶもので、自信に直接影響を与えると考えられています。  この遺伝子について、アカゲザル(人間と同じくパーソナリティを形成するのに不可欠な遺伝子を持つ)を使った実験が行われています。彼らの行動を観察すると、より活発に動き回るサルがいる一方で、不安が強いためにじっとしているサルがいたそう。そして、この行動パターンの違いは、セロトニン輸送体遺伝子の型の違いと一致していたのです。  このように遺伝子の持ち方に違いがあり、生まれながらにして“自信の格差”というべきものがあるようです。 ⇒【後編】「どうすれば自信を持てる?今からでも遅くない」に続く http://joshi-spa.jp/287690 <TEXT/林らいみ> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
林らいみ
フリーライター。大学院で日本近世史を研究した硬派の歴女。舞台・映画・ドラマが好物。観たい舞台があれば万難を排して劇場に馳せ参じ、好き勝手言っている。たま~に歴史系記事を書く。
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心理学、脳科学、遺伝子検査などから、能力があっても強気になれない女性の姿が明らかに。




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