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給料はいいのに借金で転落する人の典型パターン

 そこそこ収入はあるのに、気づけば借金がふくらんで転落……というケースは少なくない。男性ならギャンブルや風俗、女性ならショッピングが多いだろうか。生活苦で返せないわけではないのに、なぜか悪循環にハマってしまうのだ。

 たとえば、独身で風俗遊びがやめられないという佐藤巧さん(仮名・35歳・教育関連企業)は、その典型パターンだ。

年収600万円なのに風俗で借金200万円!



「昔から風俗がとにかく大好きで……。土日やアフター5など、時間が空くとすぐに風俗に行ってしまい、気がつくと一日で3万~4万円使ってしまうなんてこともしょっちゅう。数か月前に、同棲していた彼女と別れてからは、風俗嬢とのアフター代に月に5万円ぐらい使ってしまっています」

貯金 さらに、平日に風俗へ行くと終電がなくなっているケースも多いため、タクシー代で月に2万円。そして、気づけば風俗の借金が200万円も……。彼女と別れたのも、そんな状況に愛想を尽かされたからだ。残ったのは2人で半分ずつ負担していた1LDKの部屋の12.5万円という高額な家賃だけだったとか。

「とにかく借金を早く返したいし、自分で家も持ちたいと思うんです。でも、200万円の借金のことを考えると、『こんな大金、返せないんじゃないか』と、不安になってしまい、とてもストレスが溜まるんです。そうすると、今度はそのストレスを発散するために、ついつい、また風俗に行ってしまうんですよね……」

浪費→借金→借金のストレスでまた浪費→考えたくないから放置→金利で借金がふくらんでいく……。風俗に限らず、浪費で借金苦に陥る典型パターンだ。

安い部屋に引越すことから始めよう



 こうした佐藤さんの行動に対して、ファイナンシャルプランナーの伊藤亮太氏は次のようにコメント。

「悪循環ですね……。でも、そんなにおびえなくても、この人はそもそも年収が高いので、その気になればすぐに200万円ぐらい返せるはずです。例えば、12.5万円の家賃の家から8万円以下の家に引っ越しを。最初は引っ越し代がかかりますが、1年間で50万円は浮くので元はすぐに取れます」

 元凶である風俗については「少しずつ減らしていけばいい」と寛容な伊藤氏。

お店代にアフター代、そしてタクシー代と合計月に11万円もかかっている。全部を一気に減らしてストレスが溜まってしまうのが嫌なら、回数を半分にして1年半から2年ぐらいコツコツ貯めるだけでも、借金は返せるわけです。返済後は、そのペースで貯金すれば、家の購入だって夢じゃないですよ。借金を怖がる気持ちはわかりますが、現実的に対処していけば、実はそこまで心配する必要はないんです。放置して、さらに状態が悪化する前に、早く手を打ってください


<教訓>収入があるんだから、おびえずに現実的な借金返済計画を!

<PHOTO/Sergey Khakimullin>
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