ボディタッチや“谷間見せ”は、恋愛テクとして完全に間違っている
こんにちは、500人斬りの経験をもとに恋愛をロジカルに分析するコラムニスト、堺屋大地です。
今回は、“男に恋愛感情を抱かせること”と、“男の性欲を掻き立てること”は全く違いますよ、というお話。
合コンで狙った男を落とすテクニックとして、ボディタッチをするとか、ちょっと露出の多い格好をしていくとか、よく言われますよね。
これ、その男のカノジョになるための作戦として100%間違っているとは言いませんが、僕からは一切おすすめできません。
なぜなら、ボディタッチや露出の多いファッションでは、“恋愛感情を0から1にはできない”からです。
詳しく解説していきましょう。
例えば合コンで隣の女のコが、ミニスカだったり胸元がガッツリ空いた服を着ていたり、腕を頻繁に触ってきたり、さりげなく太ももに手を置いてきたりしていたとします。
その状況で、男の恋愛感情メーターの針は次のような動きとなります。
1)【男が元からその女のコに惚れている場合】
→嬉しすぎて針がMAXまで振り切ります。
2)【男がその女のコをちょっといいなと思っていた場合】
→恋愛感情が微増し、針がちょっと動きます。
3)【男がその女のコのことを何とも思っていない場合】
→針は一切動きません。恋愛感情は生まれません。
ちなみに、同じ状況での性欲メーターの針の動きもお教えします。
上記1)~3)のどの場合でも、要するにどんな男が相手でも、性欲メーターの針はグーンと上昇方向に動きます。
これがどういう意味かわかりますか?
・ボディタッチや露出の多いファッションは自ら“ヤリ捨てられフラグ”を立てるようなもの。
・ボディタッチや露出の多いファッションの効力で恋愛がスムーズに進展する可能性はほとんどない。
ということです。
1)「男が元からその女のコに惚れている場合」は、そもそもボディタッチしなくても露出を増やさなくても、その恋は成就するでしょう。
2)「男がその女のコをちょっといいなと思っていた場合」は、男の恋愛感情に多少プラスの働きかけはしてくれますので、この場合はボディタッチなども有効な手段と言えます。
3)「男がその女のコのことを何とも思っていない場合」は、ボディタッチや露出増は悪手でしかありません。ヤリ捨てられるのがオチです。
相手の男もあなたのことを完全に好きになってくれる状態を、恋愛感情数値10だとしたら、男性の数値を1から2に引き上げたり、5から6に引き上げる効果はあります。が、数値0の男性を1に引き上げることはできないということです。
ではなぜ、合コンにおいてボディタッチや露出ファッションがまるで王道テクのようにもてはやされるのか?
それは、ボディタッチや露出ファッションで攻めてくる女子に対して、男は“恋愛感情があるフリ”をするからなんです。
理由はもちろん、一発ヤリたいから。
恋愛感情が0のままであっても、このコとヤリたいなと性欲が掻き立てられた男は、その晩の一発のために演技をするものなんです。だから一見、ボディチェックや露出ファッションが効力を発揮したように感じてしまうんです。
目の前の男が自分を「カノジョにしたい」と思って真剣に口説いてくれているか、それともただヤリたいから恋愛感情があるフリをして口説いているか、その判別は口説かれている当人にはなかなかできないもの。
だからボディタッチや露出の多いファッションは、恋愛感情を沸き起こさせるものではないうえに、相手の男の本心を見えにくくしてしまう悪手なんです。
<TEXT/堺屋大地>
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【堺屋大地プロフィール】
経験人数500人超えというドチャラい経験を活かし、真摯に恋愛を分析するコラムニスト。『Business Journal』『AOL News.』『INLIFE』などのメディアでも活躍。Twitter(https://twitter.com/SakaiyaDaichi)

ゼロの恋愛感情を1にはできない

男はヤルために“恋愛感情があるフリ”をする

堺屋大地氏
堺屋大地
恋愛コラムニスト。中高時代はスクールカースト的に4軍男子(非モテ)。現在は痛いほど、どチャラい。そんな4軍マインドとどチャラい経験則を融合させ、真摯に恋愛を分析。他、『INLIFE』『Business Journal』『AOL News.』などで活躍。Twitter(@SakaiyaDaichi)。