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「目立たないで静かにしててよ」LGBTの足を引っ張るLGBTの存在

【LGBTのために闘う、七崎良輔さんインタビュー第3回】 第2回⇒「同性パートナーシップ」を結ぶのに20~30万円もかかる!婚姻届は無料なのに…  どうもこんにちは、ゲイライターの渋谷アシルです。  LGBTとしてオープンな者とそうでない者。同じセクシュアリティを抱えた人間として仲間のはずなのに、ともすれば足を引っ張り合う事態にもなっていると、LGBTに対する理解を広めるための活動を行う七崎良輔さんは言います。いったいどういうことなのでしょうか。

本当にツライのは、カミングアウト「できない」こと

七崎良輔さん

七崎良輔さん

――七崎さんご自身、バッシングされることもあるんですか? 七崎さん:あるんです。クローズドな人たちからすれば、「目立たないで静かにしててよ」って思うんでしょうね……。「これ以上、ゲイという存在に光を当てるようなことはしないで」って。  それと、二丁目のママとケンカしたこともありますよ。ぼくが真面目な活動をしている一方で、『笑っていいとも』(フジテレビ系)の「オネメングランプリ」に出場したことが気に入らなかったみたいです(笑)。 ――なるほど(笑)。確かに、クローズドな姿勢の人からすると、オープンに活動している人たちは、ある意味、脅威でもある。 七崎さん:もちろん、オープンにしようがクローズドにしようが、それは個人の自由だと思っているんです。でも、カミングアウト「しない」のと、「できない」のとでは、意味合いが大きく異なるとも思っていて。「できない」と思っている人って、セクシュアル・マイノリティとして生まれてきたことに、必要以上に罪悪感を抱いている人が多いんです。それって、すごくツラいと思います。なにも悪いことはしていないのに、隠れるように生きるなんて。そんなに自分を責める必要なんてないはずなのに。 ――その一方で、最近はオネエタレントと呼ばれる人たちの登場が相次いでいますが、それに対してはどう思いますか? 七崎さん:あれは、結局テレビ側が「おもしろくしよう」と頑張り過ぎちゃっている感じがしますよね。ぼくもこのあいだ、「イケメンなのに、ゲイでした」っていう特集のオファーを受けたんですけど、断りました。それって、番組としてはおもしろいかもしれないけれど、決してLGBTの理解にはつながらないんじゃないかなって。  もちろん、オネエタレントの方々には頑張っていただきたいですけど、もっと普通っぽいゲイが出てくればいいのにって思います。「あ、こんな普通の人もゲイだったんだ」って驚かれるような。そうすれば、少しずつ偏見がなくなるような気がします。ぼくも出られるなら、「普通のゲイ」としてもっと世に出ていきたいですしね。強いて言うなら、『スッキリ!!』のレギュラーを狙っています(笑)。 【七崎良輔氏】 2011年9月、LGBTの結婚式をプロデュースする「Juerias」を設立。オープンリーなゲイとして、メディアにも積極的に登場する。また、自身のパートナーとともに「LGBTコミュニティ江戸川」を立ち上げ、LGBTを広く知ってもらうために活動中。 <TEXT/渋谷アシル> 【渋谷アシル プロフィール】 昼間は会社員の仮面をかぶった、謎のゲイライター。これまでお付き合いしてきたオトコをネタに原稿を執筆する、陰険な性格がチャームポイント。オトコに振り回される世の女性のために、ひとり勝手にPCに向かう毎日。
渋谷アシル
昼間は会社員の仮面をかぶった、謎のゲイライター。これまでお付き合いしてきたオトコをネタに原稿を執筆する、陰険な性格がチャームポイント。オトコに振り回される世の女性のために、ひとり勝手にPCに向かう毎日。




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