石井竜也、hydeらが「コカ・コーラ」のボトルをデザイン!伊勢丹でアートチャリティ
私たちが生まれた時から身近にあったコカ・コーラ。実はガラス製の「コカ・コーラ」ボトルが誕生して今年で100年になるそうです。それを記念して、日本コカ・コーラと伊勢丹新宿店がコラボし、アートチャリティ・プロジェクトを展開するとのこと。そのオープニングイベント(8月12日)に、女子SPA!編集部も取材に行ってきました!
プロジェクト名は、「アートスリムボトルチャリティ」。今年日本で初めて発売されたアルミ製のスリムボトルを使って、アーティストやクリエイターがそれぞれ世界でひとつだけのアートスリムボトルを制作&チャリティ販売するというものです。
その収益はすべて、東日本大震災の被災地の子供たちの教育支援プロジェクト「こども芸術の家」に寄付されるそうです。
オープニングイベントには、プロジェクトに参加した石井竜也さんが登壇。石井さんの作品は、白と赤のやわらかくも力強い曲線と丸が印象的な3本で、タイトルは「J-COKE」。2020年の東京オリンピック・パラリンピックも意識したそうです。
「“日本”って一目でわかる作品にしたかったんです。とにかく日本をアピールしようと。今、日本を訪れる外国人も増えていて、日本っぽいコカ・コーラがあったら、彼らにとっても新鮮だろうなと思って」
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石井さんは、かねてから自身が主宰するプロジェクト「GROUND ANGEL」を通じて、各所へのドネーション(寄付)や支援を続けています。故郷(北茨城市)も東日本大震災の津波被害にあっていて、東北の被災地への思いはひとしおのよう。
「すごい厚塗りになっちゃって、不格好なんですけど、チャリティに参加してくれた人の手にわたったとき、あったかみがあるかな」と、その仕上がりには満足そうでした。
石井さんのほか、このプロジェクトに参加したアーティストは70名超。L’Arc~en~Ciel/VANPSのhyde、加藤ミリヤにフラワーアーティストのニコライ・バーグマン、モデルの西山茉希、ファッションデザイナーの三原康裕など、そうそうたる名前が並びます。
トップクリエイターが、「未来」「進化」「ハッピー」をテーマに創ったわけですから、その作品は、見ているだけでワクワクしてくるものばかり。
今回のチャリティについて、石井さんはこんなことも言ってました。
「小さなことから行っているのでわかるんですが、一人でできることは限られている。大きな企業――たくさんのお客さんを持つ伊勢丹や100年続いてきた『コカ・コーラ』がタッグを組んでチャリティを行い、問題を投げかけるというのは、とても自然なかたち。その『忘れていないよ』というメッセージは、東北にとってはうれしいことなんです」
アートスリムボトルの作品はすべて、8月17日まで、伊勢丹新宿店本館1階ザ・ステージで見ることができます。
そして、伊勢丹とコカ・コーラのタッグはこれだけに止まりません。伊勢丹新宿店では、コカ・コーラのポスター展示や、屋上ビアガーデンには「コカ・コーラ」を使ったノン・アルコールカクテルが期間限定で登場。
また、伊勢丹メンズ館1Fの「コカ・コーラ ポップストア&ギャラリー」では、コカ・コーラをモチーフにした過去のアート作品をマッシュアップした、Tシャツやモレスキンのノート、トートバッグなどを買うことができます。
館内6か所に設置されたスタンプをコンプリートすると、300人先着で「コカ・コーラ」スリムボトル1本がもらえるスタンプラリーもあって楽しそう!
トレンドの最前線・伊勢丹でカワイイやワクワクを感じつつ、4年目の夏を迎えている東北に思いを馳せる――そんな夏休みの過ごし方もいいのでは?
●「アートスリムボトルチャリティ」の展示は、8月17日(月)まで。
チャリティ金額は1作品3万円(1作品につき1名。応募多数の場合は抽選)。応募受け付けは、9月1日(火)午前0時まで。
●コラボレーションイベントや「コカ・コーラ」ボトル100周年記念アイテム販売は、8月24日(月)まで(一部17日に終了)
特設サイト http://www.miguide.jp/asbc2015/
<TEXT/女子SPA!編集部>