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年下彼の愛がほしくて…。アラサー女性のサプライズが招いた悲劇

 どんなに愛し合っている彼であっても、ときには言葉や態度でその気持ちを確認したくなってしまうのが女心。ところが、不意に芽生えたイタズラ心が、思いもよらない事態を招いてしまうこともあるようです。

サプライズで彼の愛情を図りたい女心



 飲食店に勤めるカナエさん(仮名・31歳)の彼は、職場で知り合った5歳年下の後輩。これまで年上にしか興味がなかったそうですが、彼からの熱烈なアプローチに根負けして付き合うことになったのが7か月ほど前とのこと。

年下の彼 子犬のようにじゃれてくるかわいらしさと男として引っ張っていこうと少し背伸びする姿、ストレートな愛情表現に、カナエさんがハマるまで時間はかからなかったといいます。

「年上で落ち着いた雰囲気の人としかおつきあいしたことがなかったので、はじめは戸惑うこともありました。でも、付き合いはじめてからも変わらない彼の一途な愛情が心地よくて、初めて『愛される幸せ』を実感したんです

 そんな幸せいっぱいの日々でしたが、半年が経ったころから少し落ち着きをみせはじめるようになったといいます。

「はじめがラブラブすぎたからかもしれませんが、彼からの愛情表現やわずかな時間でも会いたがる言動が減っていって、この年で言うのも恥ずかしいですが、なんだかさみしいなぁって(笑)。だから、彼の気持ちを確認したくなってしまったんです」

 愛されている実感と自信はあったものの、彼らしいストレートさで表現してほしくなったカナエさん。会う約束をしていた当日に「会えなくなった」とウソをついて残念がらせ、こっそり彼の家で手料理を作って待ち、帰宅した彼を驚かせようと思ったそうです。

「その日私は仕事が休みで、彼は夕方までのシフト。夜はいつも通り彼の家で過ごす予定だったので、約束の時間の直前に連絡して『夕飯は作っておいたから、まっすぐ帰って食べてね』って伝えたんです。『忙しい中ありがとう』って言ってくれました。でもその時はすでに彼の家。ソワソワしながら帰りを待ちました」

地元で見せた彼の思わぬ裏の顔



 電話を切ってから1時間ほどで帰宅するはずの彼。電気を消し、息を潜めて帰りを待つカナエさん。ところが、2時間経っても3時間経っても、彼は一向に帰ってきません。だんだん不安になり電話をしてみても、繋がらず。

「事故にでも遭ったのか、何かあったのかと、すごく不安になりました。そこで、近くの駅まで彼を迎えに行ったんです」

彼の家から駅までは歩いて15分ほど。キョロキョロと彼を探しながら駅を目指していると、通り沿いのバーで思わぬ光景を目撃します。

「カウンターでいちゃつく若いカップルが目に入りました。人目もはばからずベタベタと触れ合ったり、何度もキスしたり。ガラス張りの店で通りからも丸見えなので、よくやるなぁって歩きながら見ていたら、その男性が彼だったんです」

 驚きと動揺で訳が分からなくなったカナエさんは、無意識に店の中へと足を踏み入れていたそうです。カナエさんの入店にも気づかないほど夢中でいちゃつく彼と若い女性。会話に聞き耳を立てると、ついさっきこの店で知り合ったばかりの様子だったといいます

 しかも、やたらと女性の若さをほめる言葉を発していたとのこと。そんな彼の態度に香苗さんの怒りは心頭。背後から彼に近づき、呼びかけます。

「振り返った彼のニヤケ顔に、手にしていたワインを勢いよくかけてやりました。彼は全く状況が掴めなったようで、茫然としていましたよ」

 とはいえ、その程度で収まるほどの怒りではありません。カナエさんは店中に響き渡る大きな声で、

「私はこの人に遊ばれて捨てられました。結婚の約束もして、お腹に赤ちゃんもいたのに、捨てられたんです! しかもこいつ、彼女がいるのにこうして次々女に手を出す最低な男なんです」

と、彼の実名を挙げてデタラメを叫んだとのこと。

「ここは彼の地元でもあるので、小さなころからの知り合いも多いはず。これでもう悪いことはできないんじゃないでしょうか(笑)」

 その後彼は家も職場も変え、逃げるようにカナエさんの前から姿を消したそうです。

<TEXT/千葉こころ PHOTO/Dragonimages>

千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。




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