錦織圭だけじゃないよ!USオープン初戦勝利の西岡ほか、”テニスの王子”7人衆
さて、USオープンテニスが始まりました。錦織圭選手の初戦敗退はショックですが、USオープン本戦に出場したもう一人の日本人男子・西岡良仁選手は1回戦で初勝利をあげ(9月1日)、2回戦に挑みます。
本戦に出ていなくても、日本には他にもイケメン選手がいっぱいいますから、チェックしておきましょう!
今回、本戦に出場する日本人選手は男子が錦織圭、女子が奈良くるみ、土居美咲選手です。その他、ランキングがだいたい200位くらいまでに入っている選手は、USオープンの予選に出場して、3回戦を勝ち抜くと本戦に出場できます。
そのうち男子は西岡良仁選手、女子は日比万葉選手が予選を勝ち上がりました。
そして9月1日、西岡選手は本戦でP・H・マチュー(フランス)を制して2回戦に進みました!
さてここは女子向けサイトなので、ガッツリ男子の紹介をします。男子はいま世代交代が進んでいて、若手がランキング上位に食い込んできました。スポーツマン=イケメンの法則。ごくり。
ここ数年、日本のトップを牽引してきたひとりです(ちなみにこういう場合、国内での活動がほとんどない錦織選手はカウントしません)。サーブもストロークも剛速球なので、テニスに詳しくなくても豪快でわかりやすいでしょう。
明るく素直でみんなに好かれるおバカちゃんです。テニス選手の間ではいじられキャラでしたが、今は少しお兄さんになったのでどうでしょうか。公式ブログ(http://tennis.jp/tatsuma-ito/)では、率直で飾りっ気のない日記が読めます。昔は思わず二度見するような誤字を連発してたけど、最近は大人しくなってしまいました、残念。
名前のインパクトがものすごいですが、日米ハーフのイケメンくんです。現在スペイン在住なので、英語、日本語、スペイン語が堪能でおまけにロシア語までできるらしい。どの言語で喋っても、テレテレした若者風の喋り方なのがおもしろいです。
身長も190cmと日本人離れしているので、もっとパワフルになると上位が狙えそうです。ちなみに太郎くんには同じくテニスプレイヤーの妹さんがいるそうで、「絶対ハナコだろ!」と思ってましたが、「可菜」ちゃんでした、残念。
公式サイト(http://www.able.co.jp/topics/danieltaro/)
公式ブログ(http://ameblo.jp/danieltaro93/)
一連の若手軍団を率いてきたお兄さん選手です。酒と音楽とお洒落が似合う、夜のお兄さんです。取材では、空気が読めて大人のムードの添田選手ですが、試合も割とそんな感じで、穏やかです。「これはどうだ? 効くか?」みたいな。
個人的には、以前取材しに行ったときに持って行った「SPA!」のエロ特集を黙々と読んでいたので、エロいお兄さんというイメージです。派手なショットがあまりないので、テニスがちゃんとわかってる人向けの試合運び。
オフィシャルサイト(http://go-soeda.com/)
ポスト錦織と言われている注目株です。錦織選手と同じ盛田正明ファンドの支援を受けてアメリカIMGテニスアカデミーに留学しています。やんちゃな性格がそのまま試合にも出ていて、「え、そこに打つの?」というような意外なショットで相手を翻弄します。西岡選手のTwitter(https://twitter.com/yoshihitotennis)には、錦織選手をはじめいろんな選手との変顔写真がアップされてて、選手たちのオフコートの素顔が垣間見られます。
公式サイト(http://yoshihito-nishioka.com/)
孤高のテニスプレイヤー。他の選手たちとあまりつるまず、我が道を行くアンニュイタイプです。スピーチやブログではめちゃくちゃ優等生コメントを発信します。高校生の時に大ブレイクして注目を浴びたあと、一気に勝てなくなって低迷したというジェットコースターな経歴の持ち主。
しかも本人はとっても真面目でオカタイのに、スポンサーの三菱電機のサイトで「シュフレーマン」という役でスーパーマン的なコスプレさせられてたことがあり、目頭が熱くなります。
オフィシャルブログ(http://mitsubishielectric-sports.tespro.co.jp/blog/sugita/)
彼も、錦織選手と同じ盛田正明ファンドの支援を受けてアメリカIMGテニスアカデミーに留学しました。ラケットワークが柔らかく、ダブルスが上手な選手です。日本人選手はダブルスが苦手な選手が多いので、国別対抗戦デビスカップではダブルス要員として出場中。若い頃からなにやらヌルっと目力があって色っぽいです。183cmと高身長だし、もうひと暴れして欲しい!
公式ブログ(http://tennis.jp/yasutaka-uchiyama/)
超絶おばさまキラーのプリティイケメンです。彼が出場する試合では黄色い声が飛び交います。「かわいい」と言われることをよしとしてなさそうな割には、自分がかわいいことをよく知っているという実は腹黒と噂されてます。
試合中は変な眼鏡をかけてしまうので署名運動でもして外してもらいたい。奈良くるみ選手(カワユイ系)、土居美咲選手(美人系)とは同い年で仲良しグループだったとか。ゴージャスですなあ。
オフィシャルブログ(http://tennis.jp/hiroki-moriya/)
というわけで日本国内上位ランカーたちをご紹介しました。
そして秋は日本での大会が目白押し。
・楽天ジャパンオープン 10月5日~11日
・兵庫ノアチャレンジャー 11月9日~15日
・慶應チャレンジャー 11月16日~22日
・ダンロップスリクソンワールドチャレンジ 11月23日~29日
これらの大会には上記紹介した選手たちはだいたい出場します。チャレンジャー大会などはお目当ての選手と写真撮ったり握手したりと近づき放題なので、今からチェックですよ!
プロの選手は、毎週試合に出場してポイントを稼ぎ、それがたまったら上位大会に出場してレベルアップを狙います。常に自分の少し上をトライし続けなければいけないので、他のスポーツに比べて圧倒的に負け続ける比率が多いスポーツなのだそうです。
国内には、すでに国際大会へのチャレンジをやめてしまった選手もたくさんいます。世界ランクをキープするには何年も続けてトライし続ける意欲とメンタル、資金力が必要で、上記の選手たちはみな、努力を続けている人たちです。同じ日本人の活躍を祈って、ぜひみんなで応援しましょう!
ただしテニスの試合観戦はマナーがすんげえうるさいので、初めての人は、行く前に何をしちゃダメかチェックしていくか、現地で詳しそうな人に聞いて下さいね。
<TEXT/和久井香菜子>
⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】
【和久井香菜子(わくい・かなこ)】
ライター・イラストレーター、少女漫画コンシェルジュ。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。ネットゲーム『養殖中華屋さん』の企画をはじめ、語学テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。街で見かけたおかしな英文から英語を学ぶ「Henglish」主宰。
USオープン本戦で西岡選手が初戦勝利!
93位 伊藤竜馬 27歳 三重県いなべ市出身
108位 ダニエル太郎 22歳 ニューヨーク出身
109位 添田豪 30歳 神奈川県藤沢市出身
127位 西岡良仁 19歳 三重県津市出身
156位 杉田祐一 26歳 宮城県仙台市出身
213位 内山靖崇 23歳 北海道札幌市出身
214位 守屋宏紀 24歳 東京都町田市出身

和久井香菜子
ライター・編集、少女マンガ研究家。『少女マンガで読み解く 乙女心のツボ』(カンゼン)が好評発売中。英語テキストやテニス雑誌、ビジネス本まで幅広いジャンルで書き散らす。視覚障害者によるテープ起こし事業「合同会社ブラインドライターズ」代表