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“ネットカフェ難民女子”が密かに増加中。人恋しさから他人の個室で添い寝まで…

 ネットカフェを転々とする“ネットカフェ難民女子”が昨今増えているという。 夜の街“ネットカフェ難民”というと、無職でお金のない人が経済的な理由からそこに居座るイメージがあるが、彼女たちは部屋を借りることができないほど生活に困窮しているわけでも、深刻な理由があるわけでもない。  彼女たちはなぜネットカフェに吸い込まれていくのか、話を聞いた。

人恋しさのあまり、他人の個室で添い寝まで…

 まずは、ネットカフェを“東京の家”として利用している女性。 「ホストの彼氏に会うために、群馬の実家を出てネットカフェにほぼ住んでいるんです。彼氏と会える日は彼氏の家に行くけど、会えない日もあるから、そういう日はネットカフェ。彼氏と会わない週に2~3日のためだけに一人暮らしの部屋を借りるのも面倒くさいし」(24歳・ピンサロ嬢)  彼氏の家に居候できない時点で関係性を疑った方がいいと思うのだが……。別の女性は、“避難場所”としてネットカフェに住み着いている。 「私の浮気が原因で彼氏に家を追い出されて、ここ3カ月くらいネットカフェ生活。盗難や盗撮に遭ったこともあるけど、居場所を失うほうがもっと嫌。我慢すれば済む話だし」(22歳・フリーター)  また、寂しさを紛らわすために、家にほとんど帰らずにネットカフェで生活している、という一風変わった女性もいた。 「だって一人暮らしは寂しいもん。女性なら安心だし、お店にいると常に人の気配があるから安心できるんです。  酔っぱらって普段より強い孤独感に襲われたときは、レディースルームを回って添い寝をお願いする。一人でいると自殺願望まで出てきちゃうんですよね。他人でもぬくもりを感じられれば、それだけで救われる。  でも、これまで10回以上添い寝をしてもらったけど、店員さんにチクられて出禁になったお店も結構あるんですよ。添い寝くらいいいじゃん!」(20歳・専門学校)  一瞬のぬくもりのためとはいえ、あまりにも無防備なその行動。「都合のいい場所を失いたくない」という気持ちはわからなくもないが、いつか手痛いしっぺ返しが来ないことを願うばかりだ。 ― 女性たちのド底辺生活【1】 ―
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