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幸せな結婚は来世で!?シングルマザーの恋愛観【シングルマザー対談 第4回】

【シングルマザー対談 第4回】

 シングルマザーでありながらも家を購入した吉田可奈さん(『シングルマザー、家を買う』)と、同じシングルマザーであるマンガ家・七尾ゆずさん(『おひとりさま出産』)のスペシャル対談の第4回は、シングルマザーにとっての恋愛がテーマです。
※第三回は、「シングルマザーだって家が買える!住宅ローン月5万で手に入るマイホーム」

七尾ゆずさん(左)と吉田可奈さん

七尾ゆずさん(左)と吉田可奈さん

 旦那さんの浮気をきっかけに離婚しシングルマザーとなった吉田さんと、どうしても子どもが欲しくて、多額の借金をかかえたフリーライターの彼とのあいだに、自分が一人で産み育てることを条件に子どもをつくった七尾さん。生活の基盤をひとりで築き上げたいま、お二人は「恋愛」や「結婚」についてどう考えているのでしょうか?

結婚に良いイメージが持てない



――シングルマザーとフリーランスの仕事を両立されて順調に見えるお二人ですが、「恋愛」や「結婚」についてはどう考えていますか?

七尾:わたし、籍とかわりとどうでもいいんですよ。入れても入れなくても、わたしのやることは変わらないですし。それよりも「母親になりたい」っていう願望がすごく強くて。いまはそれが叶えられたので、恋愛についてはあまり考えていないですね。それに、娘に必要なのは、うちの場合、いまのところ血のつながった父親なのかな、とも思いますし。

おひとりさま出産_誕生

『おひとりさま出産 2』より

――では、父親とのいまの関係性を続けていくということですか?

吉田さん_1七尾:そうですね。そこで他の人が出てくるとまた複雑になってくるし、それがネックなのかもしれません。それに、次の人がまともとも限らないですしね(笑)。

吉田:「結婚」というものに、基本的になにかが縫い付けられているのかもしれませんね。

七尾:一緒に暮らすとなると、どうしてもプラスイメージが持てないんです。

吉田:わかります! わたしも、「自分は病気なのかな?」って感じるくらい、プラスのイメージが持てない。だから、仲が良い家族が登場する広告とかを見ると、絶対嘘だよ、とか思っちゃう。幸せに暮らしているとかって、多分ものすごく前世でいいことをしたんですよ(笑)。

いつまでも幸せだと思うなよ!!

『シングルマザー、家を買う』より

七尾:そこまで遡るんですね(笑)。

吉田:だから、もう取り返しがつかないの。でも、いま苦労している分、来世は絶対に幸せになれると思います!

七尾:そういう意味では、わたしたち来世に希望が持てますね!

自分が死んでしまったら、子どもはどうなる……?



吉田さん_2吉田:いま、マイルールでやれている分、すごく楽しいんです。だからなのか、新しい旦那さんがここに入ってきて、それが先陣を切るようなタイプだったら、絶対対立しちゃう気がします。

 わたしの友人が言っていたんですけど、普段は一人でも大丈夫なのに、唯一、「タイヤ交換」のときだけ、男手が欲しくなるんですって。七尾さんは、そういう風に、生活のなかで男の人の必要性を感じることはありますか?

七尾:うーん……。やっぱり、自分が死んじゃったときのことを考えると、誰か側にいるのがベストなんだろうなとは思います。片方が倒れてしまったときに、もう片方がサポートできるっていうのは、すごく大きい。自分がダメになってしまったときに、子どもを責任持って育ててくれる人がいるというのは羨ましいです。

吉田:確かに、そういう考え方もありますね。わたしなんかは、いざというときのために、9つの保険に加入しています。

保険ってすごい!

『シングルマザー、家を買う』より。貯金ができないという吉田さんは、貯蓄タイプの生命保険を勧められたそう

七尾:それもすごいですね!

⇒第5回「シングルマザーは不幸じゃなきゃいけないの?もう偏見はやめてくれ!【シングルマザー対談 第5回】」に続く

【吉田可奈】
80年生まれ。CDショップのバイヤーを経て、音楽ライターを目指し出版社に入社。その後独立しフリーライターへ。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。座右の銘はネットで見かけた名言“死ぬこと以外、かすり傷”。Twitter(@singlemother_ky

【七尾ゆず】
大阪生まれのAB型。年収アンダー200万円。バイト歴24年のアラフォーマンガ家。40歳直前にして、シングルマザーになることを決意。その奮闘ぶりを描いたリアル体験記『おひとりさま出産』(集英社クリエイティブ)が話題に。9月25日に第2巻が発売。

<TEXT/渋谷アシル PHOTO/山川修一>

渋谷アシル
昼間は会社員の仮面をかぶった、謎のゲイライター。これまでお付き合いしてきたオトコをネタに原稿を執筆する、陰険な性格がチャームポイント。オトコに振り回される世の女性のために、ひとり勝手にPCに向かう毎日。
シングルマザー、家を買う

年収200万円、バツイチ、子供に発達障がい……でも、マイホームは買える!

シングルマザーが「かわいそう」って、誰が決めた? 逆境にいるすべての人に読んでもらいたい、笑って泣けて、元気になる自伝的エッセイ。

おひとりさま出産 2

彼は多額の借金もち。こんな男と一緒になったら大変。でもでも、40歳直前。子どもはどうしても欲しい! そうだ、「おひとりさま出産」があるじゃないか! 独身、貧乏、高齢。マイナス要素は多々あれど、“やればできる"を実践したリアル物語。産まれます!




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