最年長は91歳!“美人すぎるおばあちゃん”らのファッションショーが開催
日本初のファッションショーが開催された日をご存知ですか?
答えは昭和2年9月21日(敬老の日)、場所は東京・日本橋にある三越です。
そして88年後の同日同場所、激動の日本を支えてきた諸先輩たちの“元気”を世界に発信するために、おじいちゃん・おばあちゃんによるファッションショーが開催されました。
その名も「TOKYO 美老人 FASHION SHOW」。
「美老人(ビロード)」とは、美しい道(人生)を歩み年を重ねるごとに美しさを増す高齢者を表した造語。第1回目である今回は、総勢20名の“美老人”が参加しました。
まずはゲストとして、タレントの研ナオコ、タレントの小松政夫、『極道の妻たち』で有名な作家・僧侶の家田荘子がステージに登場。
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ファッションショーというだけあって、3人とも気合の入った衣装です。なかでも特筆すべきは研ナオコ。29年前に『紅白歌合戦』で着用したという、鏡で作られたコートの重さ17キロ!「地味ですみません」と、観客の笑いを誘っていました。
さて、いよいよショーの始まりです。
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気功整体師として働いている石井さん(91歳)は、30秒で肩こりを治すことができるとのことで、研ナオコ相手に実演も。
年商3億円の不動産会社社長である和田さん(85歳)は、イケメン男性と一緒にランウェイを歩きます。また、2009年にデビューした“若手芸人”、「めいどのみやげ」のティーチャー(80歳)もモデルとして登場。応援に来ていた相方(実娘)とネタを披露してくれました。
中盤にさしかかったころ、シークレットゲストとして登場したのは、スター・錦野旦。客席からは「アキラー」と黄色い声援が!
若さの秘訣は「チャレンジ」と「おしゃれ」と話し、ヒット曲『空に太陽がある限り』などを熱唱して会場を盛り上げました。
第二部のテーマは「着物」。モデルたちは艶やかな着物を着てランウェイを歩きます。
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ゲストの家田先生は、「ある程度の年齢になりそれなりの経験を積むことで、着物は似合うようになる」とコメント。小松政夫も「それぞれポーズもつけて一生懸命なところが素敵。みなさんの頑張っている姿に、遠い昔を思い出した」と感動していた様子。
モデルたちの生き生きとした表情が印象的で、敬老の日にふさわしいイベントとなりました。
<TEXT/女子SPA!編集部 PHOTO/我妻慶一>