シフォンケーキとプリンはどっちが太る?要注意ケーキ3【ずっとキレイでいる食事】

【ずっとキレイでいる食事 vol.19(2)】 ⇒【前編】「ケーキ」を食べて美を追求。カロリーより気をつけるべきことは?

シフォンケーキはヘルシーじゃなかった!?

シフォンケーキ ヘルシーケーキのイメージが強い「シフォンケーキ」。確かに、バター・ミルクなどの乳製品を使わず、カロリーは控えめ。しかし、太りやすさの指標にもなるGI値(glycemic index)が80というハイスコアなんです!  小麦粉をたっぷり使ったケーキ類は、基本的に高GI食品なので、ダイエット中にはオススメできません。  シンプル・プレーンなケーキをお好みの人は、プリン、ババロア、クリームブリュレ、パンナコッタの方がオススメ。これらのGI値は大概50以下になっています。 クリームブリュレ

チョコ・キャラメルのビター系は要注意!?

チョコ・キャラメル チョコレートやキャラメルをたっぷり使った「ほろ苦系」。大人向けだし、太りにくいと思い込んでいませんか? 実はこれらのケーキ、苦味を引き立てるよう、相当量の砂糖を使用していることが多いんです。  同じチョコケーキなら、スポンジ系よりムース・タルトの方がまだ安心。また、濃厚ケーキの中でも、栗やイモをたっぷり使用した「モンブラン系」の方が、食物繊維が多く含まれるので吉。食物繊維には、血糖値の急上昇をゆるやかにしてくれる効果があります。 モンブラン

フルーツたっぷりケーキはヘルシーじゃない!?

フルーツタルト 季節の果物がたっぷり使われた「フルーツタルト」やドライフルーツがぎっしり入った「パウンドケーキ」を、美容に良いと信じていませんか? もちろん、適度に果物を摂取することは美容・健康に寄与しますが、ケーキに乗っかるフルーツにはシロップがたっぷり、ドライフルーツも果糖の塊なので注意が必要です。  果物に含まれる「果糖」は、血糖値の上昇に大きく影響しないと言われていますが、大量に食べることで、おなかまわりの脂肪を増やしたり、シミやシワを増やす原因になることも。  食べたい時は、「バナナ・チェリー・マンゴー・イチジク・ブドウ」よりも「イチゴ・グレープフルーツ・和梨」をチョイスして。ちなみに、フルーツタルトよりも粉類をあまり使っていないチーズタルトの方がGI値を低くおさえることができます。 チーズタルト<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ> 【スギ アカツキ】 東大卒の料理研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で長寿美容食の研究をはじめる。料理のモットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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