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食べ過ぎても太らない超カンタンな方法4【ずっとキレイでいる食事】

 とろ~りとろけるチーズがたまらないパーティーメニューと言えば、「ピザ」。宅配ピザにはじまり、コンビニの冷凍ピザ、スーパーに並ぶチルドピザ、行列しても食べたいナポリピザ……。日本はおいしいピザであふれています。  しかし、ヘルシーなイメージは全くなく、ダイエット・美容には難敵とも言えそう(『前編:ダイエットの敵「ピザ」で太らないための対策3』)。  健康本などで、「たくさん食べた後は、調整を」という言葉を目にしますが、具体的にはどのような対策をしたら良いのか、イマイチわかりません。そこで、最低限これだけは守りたい! というポイントを厳選して4つにまとめてみました。

「うどん」より「ステーキ」!? 食べ過ぎ後の調整法とは?

 当たり前だと思うことこそ、バカにせず、しっかり実践してみましょう。これらは、ピザだけでなく、高カロリーな食事や食べ放題、宴会などで食べ過ぎてしまった場合にも活用できます。 1.食べた後3時間は寝ない  夜は内臓の働きを司る副交感神経の活動が活発になり、消化吸収は行われているものの、昼間のようにエネルギーが消費されないため、脂肪として蓄積されやすい時間帯。  つまり、夜の高カロリー高脂肪食は、肥満を呼び寄せているようなもの。ですから、食後最低3時間は起きているようにしましょう。1年500軒を超える食べ歩きで有名なアンジャッシュ渡部も、食後4時間は絶対に寝ないんだとか。 食後寝ない2.お風呂にゆっくり入る  貯めこんだエネルギーを少しでも消費するためには、汗をかいて代謝促進ができる「お風呂」が最も有効。その際、食べてしまった罪悪感などは持たず、美食を堪能した幸福感とともにリラックスしながら入りましょう。時間はいつもよりすこし長めを意識し、入浴後はしっかり常温水を飲み、ストレッチまでできれば理想的です。 入浴3.翌朝は野菜ジュースのみにする  翌朝の食事で大事なのは、「太る悪循環」を作らないこと。控えめの食事を意識して、ジャムトーストとブラックコーヒーを選んでいませんか? これこそが超危険な朝ごはん。血糖値が急上昇・急降下して太りやすい炭水化物依存のサイクルに陥ってしまいます。  食物繊維が豊富で、ビタミン類を摂取できる生野菜ジュースだけにとどめておきましょう。 野菜ジュース4.「軽めのごはん」を勘違いしない  ピザを食べた日の翌日は、できる限り「炭水化物断ち」を意識して。パン、麺類、イモ類、甘辛味のメニューは要注意。例えば、あっさりおだしが魅力の「きつねうどん」はヘルシーそうに見えますが、実は糖質たっぷり。むしろ、赤身肉やステーキをご飯ナシで食べる方が賢明です。 肉<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ> 【スギ アカツキ】 東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で長寿美容食の研究をはじめる。料理のモットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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