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バイアグラだけじゃない【ED治療の最前線】

「ED(勃起不全)は年配者の病気」かと思いきや、最近、20~30代の男性のEDが増えているという。これは男性にとっても女性にとっても大問題。もし彼氏が急に反応しなくなったら、それは愛が冷めたのではなくて「若年性ED」かもしれない。

EDの治療はどんなことをする?

セックス, 健康 専門医でEDと診断されたら、どんな治療をするのだろうか? カウンセリングで治る人もいるそうだが、薬を処方する場合、治療薬は3種類。処方の違いはどのように出る? 「副作用などを説明し、最初は全部の薬を試して、ベストな薬を探します。また、それでも効きにくいなら投与時間が違う2種類を併用する方法もあります。効果が1日半のシアリスを前日に飲み、性交の直前にバイアグラなどを服薬する、といった具合です」(東邦大学医療センター大森病院泌尿器科の永尾光一先生)
リング

永尾先生が「患者さんに薦める」というリング。左はバイブ機能付きという便利さ

 実際に併用している患者曰く、「旅行に行くときなどに便利。出発前にシアリスを飲んで、いざとなったらバイアグラを飲む」そうだ。ただ、若年層の場合は特に、「ED治療薬を服用しているのがバレたくないので病院を避ける人も多い」(渋谷三丁目クリニックの古市先生)という。 「けれど結局、若年性EDは心因性がほとんどなので、まずは薬で自信を回復してもらうしかない。実際に、服薬によって約8割の人は完治していますから」  加えて、もしED治療薬が効かなかったとしても、「諦めることはない」(永尾先生)という。
シリコン

“最終手段”の陰茎に刺す棒

「勃起を補助するペニスリングや、 “最終手段”としてシリコンの棒を入れる方法もある。どんなにひどい症状でもなんとかなります」  シリコンの棒は針金のように曲がり、通常時は写真上のように下げておき(http://joshi-spa.jp/?attachment_id=38708)、性交時に上げる。  ちなみに、EDは生活習慣病との関連が強く、器質性の場合、発症から3年以内に心筋梗塞を併発する確率が高いという。若年性EDは心因性が多いが、さらに深刻な病気のサインである可能性も……。決して、侮るべきではない。 ◆日本で認可されたED治療薬 【バイアグラ】ファイザー製薬 ’99年発売。25mg、50mgの2種類。【投与時間】性行為の1~3時間前。【硬化時間】内服後約1時間。【食事の影響】普通食・高脂肪食で効果低下。【報告されている主な副作用(50mg・国内)】ほてり、頭痛、視覚障害 【レビトラ】バイエル薬品 ’04年発売。5mg、10mg、20mgの3種類。【投与時間】性行為の1~3時間前。【硬化時間】内服後約1時間。【食事の影響】高脂肪食で効果が低下。【報告されている主な副作用(10mg・国内)】ほてり、鼻炎、動悸など 【シアリス】イーライリリー ’07年発売。5mg、10mg、20mgの3種類。【投与時間】性行為の1時間~1日半前。【硬化時間】内服後約2時間。【食事の影響】なし。【報告されている主な副作用(10mg・国内)】ほてり、頭痛など ============================ 【永尾光一氏】 大森病院泌尿器科勤務。ED治療の第一人者として活躍し、『医療最前線を追う ED治療、セルフメディケーション 自分で健康を守る100の知恵』(日経BP社)など著書多数 【古市昌之氏】 渋谷三丁目クリニック副院長。ドクターやスタッフはすべて男性。診察は保険証不要で身分証の提示も原則必要なし。HPはhttp://www.shibuya3clinic4men.com/ <PHOTO/Pavalache Stelian> ― 若年性EDの悲劇【5】 ―
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