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子どもは仕事の“足かせ”にならない!ゲラゲラ笑って、“悶々”を吐き出そう

【シングルマザー対談 第2弾 Vol.4】

 フリーランスライターという職業で二人の子どもを養う『シングルマザー、家を買う』の著者・吉田可奈さんと、ひとり娘を抱えての離婚を機に起業し、たった4年で一握りといわれる若年女性高額所得者になった『シングルマザーの元黒ギャルが28歳で年収1000万円を達成した話』の著者・金田貴子さん。

金田さん(左)と吉田さん

金田さん(左)と吉田さん

“シングルマザー”という環境をハンデと捉えず充実した日々を過ごすおふたりの「スペシャルシングルマザー対談」。最終章となる今回は“逆境をたくましく乗り切る方法”についてお話いただきました。

つらいことは溜め込まず、将来よりも今を見つめる



――おふたりはとてもポジティブですが、もちろん凹むこともありますよね。そんなとき、どうやって乗り切っていますか?

吉田さん吉田可奈さん(以下、吉田):あります、めっちゃあります(笑)。凹んだときは友だちとランチしながらブワーッて話すんです。たいてい「超くだらないことで悩んでるね」ってゲラゲラ笑ってくれるので、それで肩の荷が下りる感じです。

金田貴子さん(以下、金田):スッキリしますよね。私も同じかな。やっぱり一人で悶々としているよりは、「はい、吐き出す」っていう感じです。

吉田:吐き出すことで切り替えられるんですよね。溜め込まないこと大事。あと、うちは下の子に障がいがあって5歳だけど言葉が話せないんです。療育とか私ができる最大限のことはしているけれど、保育園の行事とか参加が難しいときもあって、やっぱり心配になるんですよね。

そんなとき私の父が、「彼は彼の世界で楽しく生きているんだから、違う世界で生きている僕たちがそこを憂いたり悲しく思うのはお門違いだ」って。日本の基準で全く違う国のことを思っているようなものなんだって気づかされて、それなら、息子が彼の世界で楽しく生きていけるように私が接してあげることが一番大事だなって思ったんです。将来を悲観してもつらくなるだけだから、“今を頑張ろう!”って気持ちになりました。

『シングルマザー、家を買う』より

『シングルマザー、家を買う』より http://joshi-spa.jp/265436

金田:心の持ちようですよね。それにやっぱり、子どもが頑張る糧になっていると思います。

現状で発揮できる自分の可能性を見出すこと



――それでは最後に、ポジティブに現状を乗り切るためのアドバイスをお願いいます。

金田さん金田:ノミの法則といって、ノミは蓋をされた容器の中で跳び続けていると、蓋を取ってもその高さ以上には跳ばなくなるっていうのがあるんですけど、それと同じで、世間のイメージや自分で決めた枠に囚われないでほしいなって思います。

自分の可能性は自分で決められると思うし、どこかに逃げ道や新しい可能性は隠れているはずだから、そういったものを常に見つけて前向きに歩んでほしいですね。そのためにも、自分自身や世の中をたくさん知ってほしいと思います。

吉田:そうですよね。私たちは手に職があるからできると思われがちですが、今なにもない人でもやりたいと思ったことに踏み出す勇気さえあれば、シングルだろうとなんだろうと、できることってたくさんあると思うんです。“やりたい”という思いの強い人は極めることでプロになれる可能性をすごく秘めているから、地道にやっていけば結果もお金もついてきます。

金田:そう思います。私の好きな言葉に「置かれた場所で咲きなさい」というのがあるんです(渡辺和子の著書『置かれた場所で咲きなさい』より)。現状を否定してもどうにもならないから、受け入れることでいい方向へ変えていくっていうことなんですけど、それってすごく大切な心構えですよね。

吉田:そう。そのために子どもは絶対に足かせにはならないし、一緒に成長することだってできるから、仕事とか子どもの預け先とかも、「ない」であきらめるのではなく、「他に何かいい方法を探そう」って、思考を切り替えてほしいと思います。発想の転換で絶対にゴールは出てくるので、あきらめずに前向きに進んでいけば、いい方向に行くんじゃないかな。シングルマザーをハンデと思えばハンデになるけれど、捉えかたひとつだと思います。

【吉田可奈】
80年生まれ、フリーライター。西野カナなどのオフィシャルライターを務める他、さまざまな雑誌で執筆。23歳で結婚し娘と息子を授かるも、29歳で離婚。座右の銘は“死ぬこと以外、かすり傷”。Twitter(@singlemother_ky

【金田貴子】
80年生まれ。21歳で結婚、出産。24歳で離婚、シングルマザーとなる。離婚から半年後に起業、4年後の28歳のときに個人事業主として年収1000万円以上に到達。都内で美容系プライベートサロンを運営。

<TEXT/千葉こころ>
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千葉こころ
ビールと映画とMr.Childrenをこよなく愛し、何事も楽しむことをモットーに徒然滑走中。恋愛や不倫に関する取材ではいつしか真剣相談になっていることも多い、人生経験だけは豊富なアラフォーフリーライター。
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