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実は簡単!「ブリ大根」をプロの味にする3つのコツ

【キレイになるお家ごはんvol.6】Read in English  健康・美容に良い和食を、世界中の人が誰でもカンタンに作れるよう、レシピにまとめました。ヘルシーにするコツを楽しく学びながら、日本の家庭料理を楽しくマスターしましょう!

栄養のある魚を、ヘルシーな煮物でいただく『ブリ大根』

ブリ大根 冬においしい魚の煮物と言えば、「ブリ大根」。濃厚なブリの旨みが、甘くみずみずしい大根に染み込み、格別なおいしさで人気の家庭料理です。  鰤(ブリ)は、結婚や正月の祝い事に使われたり、普段からも刺し身や焼物などでよく食べられている、日本の食文化に深く根付く魚。栄養面では、老化防止や脳の発育に良いとされるDHA・EPAが豊富で、その量は鯖(サバ)や鮭(サケ)をしのぐほどです。  また、赤い血合いの部分には鉄分が多く含まれ、貧血予防にも良いとされています。 ぶり 魚の煮物は、生臭さが出てしまう、味がしみないという理由で、難しく思われがちですが、3つのポイントを守れば、誰でもおいしく作ることができるんです。  それは、1.新鮮なぶりを使うこと、2.ブリを入れるタイミングを間違えないこと、3.煮汁の調合を守ること。  ブリは切り身よりも、骨や皮のついた安価な「アラ・カマ」を使う方が、コクのある旨みが出て、おいしく仕上がります。

材料(4人分)

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=422484 材料・ブリ(アラ・カマ・切り身) 500~600g ・大根 1/2本 ・ショウガ 1/2片 ・柚子 少々 煮汁  ◎しょうゆ 大さじ3 ◎みりん 大さじ3 ◎酒 100ml ◎さとう 大さじ1.5 ◎水 220ml

作り方

1.大根は皮をむいて大ぶりな乱切りにする。ショウガは厚めにスライスする。ブリはよく水洗いして血や汚れを落とし、一口大に切り分ける。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=422485 作り方12.大きな鍋もしくは深めのフライパンに、煮汁の調味料をすべて入れて、大根とショウガを加えて火にかける。火加減は強めの中火。 作り方23.煮汁が沸騰してきたらブリを加える。アクが出てきたら弱火にして丁寧にすくう。 作り方34.落しぶたをして30分間、弱めの中火で煮る。たまに煮汁をすくいかけながら、均等に味がしみるようにする。 作り方45.煮汁が少なくなればOK。残った煮汁を全体にまとわせて、照りよく仕上げれば完成。 作り方56.器に盛り、お好みで千切りにした柚子の皮をトッピングする。 ブリ大根2<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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