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プロ級「お雑煮」は意外と簡単!おさえるべきたった5つのコツとは

【キレイになるお家ごはんvol.7】⇒Read in English  健康・美容に良い和食を、世界中の人が誰でもカンタンに作れるよう、レシピにまとめました。ヘルシーにするコツを楽しく学びながら、日本の家庭料理を楽しくマスターしましょう!

新年を祝うおめでたい汁物『雑煮』

お雑煮 新年を祝うごちそう料理に欠かせない汁物と言えば、「雑煮」。日本の中でもエリアや家庭によって具材や味付け、餅のカタチ・調理法などが異なり、日本の食文化を垣間見ることができる興味深いメニューでもあります。  今回ご紹介するのは、鰹と昆布でだしを取り、しょうゆベースで味付けをした東京風。おいしく作るには、5つのポイントがあります。 (1)軟水を使って、「一番だし」を丁寧に取る。顆粒や冷凍モノは使わない。 (2)酒とみりんを使う。 (3)餅は弱火でじっくり焼く。 (4)ネギを入れて、香りに奥行きを出す。 (5)煮過ぎずに仕上げる。
一番だし

一番だし

材料(2人分)

⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=427904
材料

材料(2人分)

・餅 2切 ・鶏もも肉 100g ・カマボコ(※) 30g ・ネギ 10cm ・大根 2cm ・ニンジン 2cm ・柚子(※) 1個 ・三つ葉(※) 1束 ・鰹節 20g ・干昆布 10g ・しょうゆ 大さじ1.5 ・みりん 大さじ1.5 ・酒 大さじ1.5 ・塩 少々 ※カマボコ、柚子、三つ葉が手に入らない場合は、カニカマボコ、レモン、さやいんげんで代用する。

作り方

1. 鍋に水1Lと干昆布を入れて、2時間常温に置く。その後火にかけ、鍋のまわりに細かい泡が出てきたら、昆布を取り出す。 ⇒【写真】はコチラ http://joshi-spa.jp/?attachment_id=427907 作り方12. いったん沸騰させたら火を止めて、鰹節を鍋全体に広げるように入れる。 作り方23. 1~2分置いたら、キッチンペーパーを敷いたザルにボウルを受け皿にして漉す。 作り方34. 雑煮の具材を準備する。鶏肉は小口切りして下ゆで、大根は皮をむいてうす切り、ネギは短冊切り、カマボコは4枚に切る。柚子は皮を切り取り、ニンジンは型抜きで花型に切る。三つ葉は塩ゆでして冷まし、7~8本を束ねて結ぶ。 かまぼこ作り方45. 鍋にだしを入れて火にかけ、大根とニンジンを煮る。 作り方56. 餅をオーブントースターもしくはフライパンで焼く。本格的に餅網を使うのも良い。内側がぷっくり膨らみ、外側にこんがり焼き目がつくまで、弱火でじっくり焼くこと。 作り方67. 大根に火が通ったら、鶏肉、しょうゆ、みりん、酒を加える。最後にネギを入れて、さっと煮立てる。 作り方78. お椀の底に大根を敷き、餅と具材を並べる。上から熱々のだし汁を注ぎ、柚子皮をトッピングすれば完成。 お雑煮2<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ> ⇒この著者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 【スギ アカツキ】 東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12
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