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えっ!オフィスで「座りっぱなし」だと脱水症状の危険が

 むくみ、肩こり、ドライアイ……オフィスワーカーを悩ます不調の数々!かくいう私(20代・女)も「あぐら&猫背」でパソコンに向かう日々を過ごしており、一朝一夕には改善できそうもありません。

オフィスでも「エコノミークラス症候群」は起きる



オフィス,健康,脱水症状,エコノミークラス症候群 この10月に、「オフィスワーク向上委員会」(※)が20・30代の女性9061人に調査をしたところ、77.1%の人が「1日2時間以上、座り仕事をしている」ことがわかりました。

 さらに「2時間以上座っている人」1000人に調査をしたら、平均座り時間は6時間13分もの長さ。1000人のうち9割もの人が、むくみ、肩こりなどの「不調を感じる」と答えたそうです。オフィスで快適に過ごしている人の方が少ないという結果。恐ろしや!

 でも、肩こりやむくみは“実感できる”不調だからまだマシ。本当に恐ろしいのは“見えない”不調だといいます。

 それは「脱水」。

 デスクワークでは、長い時間同じ姿勢でいることで起きる「エコノミークラス症候群」に似た状態になってしまいます。いわば「座りっぱなし症候群」です。

 早稲田大学人間科学学術院の永島計教授によると、長い時間座り続けていると、たとえ“安静”にしていても8時間で約500~600ccの水分を失ってしまうのだそう! まさかオフィスに脱水の危険が潜んでいるとは……。

じっとしていても1日1500mlの水分を



 まず、「座りっぱなし症候群」を防ぐためには、こまめに足のポジションを変えたり動くことで血流をよくしましょう。ちなみに私は貧乏ゆすりをするようにしています。“いかにも非モテ”と斬るべからず、机の下なんぞ無法地帯ですから。

 次に、水分補給です。

「水分は、渇きを感じた時点で実はかなり不足しています。喉の渇きを感じる前に、意識的に、かつ少しずつ、間を空けないようにして水分補給するのが望ましいと言えます」(永島先生)

オフィス,健康,脱水症状,エコノミークラス症候群 また、先述のアンケートによると、多くの人がオフィスでお茶やコーヒー、ミネラルウォーターを飲んでいるという結果でしたが、同じ飲むなら何がいいのでしょうか?

「ナトリウムイオンを含んだ『イオン飲料』がおススメです。イオン飲料は体内に水分をある程度保つ仕組みを持っていて、効率的に吸収できます。座りっぱなしでいることで悪化する血流の量と質を維持することができるのです。ですが、冷たい飲み物は“口が喝く”という感覚を失わせたり、利尿作用があってトイレが近くなるので、不調を感じやすい人は常温で飲むのがおススメ。目安は1日1500mlほどです」(永島先生)

 ギクッ!アイスコーヒーとトイレのループにはまっていた私。それなりのデスクワークをしている者としてこの機会に襟を正したいと思います。

 夏は意識して飲み物を摂りますが、座りっぱなしという点からすると「季節に関係なく脱水症状になるかも」というのが今回のポイント。上手に水分を摂って、デスクワークを快適にしましょう!

【調査概要】
・調査対象 20・30代で1日2時間以上の座り仕事をしている有職女性(全国)
・実施時期 2013年10月11日(金)~15日(火)
・調査手法 インターネット調査

※「オフィスワーク向上委員会」とは
オフィスワーカーの不調や不都合を解消するために、2013年11月5日に設立。委員代表:前出の永島計教授、協力・大塚製薬。生理学や女性の労働の専門家が参加する。http://office-kojo.jp
<TEXT/井上こん PHOTO/Popa Sorin  Wavebreakmedia Ltd>

井上こん
’86年生まれ。明治大学農学部中退。120倍激辛麺/1リットルジョッキ酒/ドヤ街宿泊レポ/ローション運動会など、アレな取材多し。「はまれぽ」、「SPA!」などで執筆。TCGにて猫のボランティア活動も。twitter@koninoue




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