美人になれる鍋!コラーゲンたっぷり「水炊き」で素肌力アップ
【キレイになるお家ごはんvol.8】⇒Read in English(http://joshi-spa.jp/432539)
健康・美容に良い和食を、世界中の人が誰でもカンタンに作れるよう、レシピにまとめました。ヘルシーにするコツを楽しく学びながら、日本の家庭料理を楽しくマスターしましょう!
食卓で調理しながら、アツアツをゆっくり楽しむ和食、「鍋」。肉や魚貝類の旨味が染み出したスープの中で、旬の野菜をたっぷり味わうことができるヘルシー料理です。使う鍋の形や素材は、土、アルミ、鉄など、産地や使う用途によって様々。日本では大概の家庭に、お気に入りの鍋が一つはあることでしょう。
今回ご紹介する「水炊き」は、鶏の骨から出る「濃厚だし」がおいしさの決め手。美肌作りにうれしいたんぱく質やコラーゲンが豊富に含まれ、同時に野菜や豆腐も楽しめる、大変人気の寄せ鍋です。葉物野菜やキノコは、レシピに縛られず、その土地にあるものを活かしてみてください。
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・骨付き鶏肉(ぶつ切り) 600~700g
・白菜 3~4枚
・クレソン、水菜など 2~3束
・白ネギ 2本
・きのこ 1皿分
・青ネギ 少々
・ショウガ 2片
・豆腐(※) 1/2丁
・くずきり、湯葉、餅(※) お好みで
・酒 100ml
・塩 小さじ1
・ポン酢 100ml
※豆腐、くずきり、湯葉、餅は、野菜や肉から出てくるエキスを吸っておいしくなる食材。
(1)鶏肉はよく水洗いして血や汚れを落とし、一度湯通しする。準備用の鍋に、水2L、酒、白ネギの青い部分、ショウガ1片分のスライスを入れて沸騰させたら、鶏肉を入れる。白いアクが出てくるので、丁寧に取り除き、フタをして弱火で1時間煮る。
(2)1時間後、塩を加えて少々味をつけておく。
(3)野菜ときのこを好みの大きさに切り、皿に盛る。
(4)薬味を準備する。ポン酢に合うのは、ショウガや青ねぎ。その他、柚子やもみじおろしを添えるのも良い。
(5)テーブルに食材を並べたら、食事スタート。
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(6)土鍋に下準備した鶏肉とスープを入れて火にかけ、他の具材を加えながら楽しむ。取り皿にポン酢を入れておいて、つけながら食べるのも良し、上からかけるのも良し。薬味で味を変えながら味わって。
(7)残ったスープには、おいしいだしが出ているので、ごはんとたまごを入れて雑炊を作る。
<TEXT,PHOTO/スギ アカツキ>
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【スギ アカツキ】
東大卒の食文化研究家。長寿美容食研究家。在学中に基礎医学や生命科学を学ぶ。さらにオーガニックや久司マクロビオティックを学び、独自で料理研究をはじめる。モットーは「長く美しくを、簡単に」。忙しい現代女性に合わせた健康メニューが得意。ヨガ教室や人気ブログ(http://saqai.com/)も手がけている。
冬の乾燥対策には、コラーゲンたっぷり美肌鍋『水炊き』
材料(2~3人分)
作り方
スギアカツキ
食文化研究家、長寿美容食研究家。東京大学農学部卒業後、同大学院医学系研究科に進学。基礎医学、栄養学、発酵学、微生物学などを学ぶ。現在、世界中の食文化を研究しながら、各メディアで活躍している。女子SPA!連載から生まれた海外向け電子書籍『Healthy Japanese Home Cooking』(英語版)好評発売中。著書『やせるパスタ31皿』(日本実業出版社)が発売中。Instagram:@sugiakatsuki/Twitter:@sugiakatsuki12